マーケティング
2007年に発表された調査データですから、も10数年前のデータです。 それも、日本に住む人たちをターゲットとする調査データでは無くて、リーマンショック前のアメリカ合衆国に住む人たちをターゲットとする調査データです。 アメリカ合衆国の消費者と…
コーヒー豆自家焙煎店の仕事(商い)は、家内制手工業の仕事(商い)だと思っています。 年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が二人だけで営んでいるコーヒー豆自家焙煎店「エカワ珈琲店」は、和歌山市の街中で棲息している零細生業規模のコーヒー豆自家焙煎店です。 小型…
有料放送専門の放送局とNHK以外の民間放送局の場合、視聴者では無くて広告主がお客さんだと思っています。 視聴率の高い番組を制作して、広告主から高い評価を受けることで収益を得ているわけですから。 新聞や雑誌も同じことが言えると、年老いた珈琲豆…
一つの商品、一つの商店、一つの商売が衰退・消滅して行く原因は、その商品・商店・商売に対する絶対的な需要が消えて無くなってしまったのでは無くて、その消費需要を、もっともっと充分に満たしてくれる商品・商店・商売が登場してきた結果、需要を奪われ…
10数年前、セスゴーディンさんは、マーケティングの3つの変化について彼のブログで語っていました。 (1)マーケティングと広告活動は、もはや同じものではない。 (2)最も価値のあるマーケティングのカタチは、自由意志で消費すること。 (3)マーケティン…
小生(年老いた珈琲豆焙煎屋)、39歳の時に公務員を脱サラ、それから33年以上の年月、零細生業規模のコーヒー豆自家焙煎店商売を続けて来ました。 昭和の頃の零細生業商売も、令和の現在の零細生業商売も、どちらも経験しています。 その経験から、前者と…
小生(年老いた珈琲豆焙煎屋)、39歳で脱サラしてから33年間以上、家族経営(家族営業)の小さなコーヒー豆自家焙煎店商売を続けて来ました。 その経験から、今(2024年)の小規模・個人経営のコーヒー豆自家焙煎店は、大手・中規模のコーヒー企業とは、ま…
コーヒー業界、特にスペシャルティーコーヒーの分野で、「焙煎競技会」や「バリスタ競技会」、「コーヒー生豆の品質競技会」などなど、様々なイベントが開催されていて、その競技会で優勝した人たちや評価の高かったコーヒー生豆がマスメディアで注目を浴び…
その地域に、買い物に便利なスーパーマーケットが登場すると、その地域の地域商店街が寂れて行きます。 大規模ショッピングセンターが郊外に出現すれば、その街の中心商店街が寂れて行きます。 郊外の幹線道路沿いにカテゴリーキラーの大型専門店が出現すれ…
商品・サービスの普及過程を説明したエヴェリット・ロジャース教授の釣鐘曲線は、よく知られています。 商品・サービスが普及していく過程にて、その商品・サービスを受け入れる人たちを5つのグループに分類しているのが、ロジャース教授の釣鐘曲線です。 …
クイックナビゲーション 一つの商品・商店・商売が衰退・消滅する原因 消費需要の移動例 衰退する商売の復活は難しい ここで、我がエカワ珈琲店の体験談です。 すぐ近くに新しい消費市場が 文化的遺産になることで 一つの商品・商店・商売が衰退・消滅する原…
喫茶店でコーヒーを飲む時代から、家庭やオフィスでコーヒーを淹れて飲む時代になるだろうと予測して、自家焙煎コーヒー豆小売商売(コーヒー豆自家焙煎店商売)を開始したのが1989年(平成元年)の夏でした。 そのコーヒー豆自家焙煎店の屋号は、「エカワ珈…
大規模ビジネスでも、中規模ビジネスでも、小さなビジネスでも、零細生業ビジネスでも、それが商売として成り立つ要件は幸せの届け先を確立して置くことに尽きると、零細生業パパママ商売30年の経験を持つ年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。 「素晴らし…
需要が供給を上回っていた時代、1970年代の前半頃まで、何とか成り立っていた生業商売に『軒先商売』というものがあります。 自宅の軒先を店舗にして、店舗の奥には部屋があって、その部屋にはテレビが置いてあります。 店の経営者とその家族は、その店…
今から40年くらい前の昔、その頃存在していた日本長期信用銀行という大手銀行の現役銀行マン(竹内宏さん)の著書、『路地裏の経済学』という本が静かなベストセラーを続けていました。 現在(2021年)と違って、その頃の地域商店街は、市民生活にとって欠…
何年も何年も前から、選挙と商売はよく似ていると思っています。 選挙に立候補して当選を重ねている政治家の選挙活動は、商売人のマーケティング活動の参考になります。それも、ものすごく。 選挙活動とマーケティング活動は、本当によく似ていると思います…
20世紀、メディアの声(情報)の発信元は、ほとんどの場合、メディアカンパニー(テレビ局、新聞社、雑誌社など)からだったわけです。 現在(2021年)、メディアの声(情報)の発信元は、メディアカンパニーだけとは限りません。 オンラインを活用すれば、ほ…
年老いた珈琲豆焙煎屋の母親が営んでいた喫茶店経営が成り立たなくなってしまって、起死回生策として自家焙煎コーヒー豆小売専門店に商売替えしたのは、平成元年(1989年)の夏の事です。 そして、自家焙煎コーヒー豆小売専門店に商売替えするに当たって、…
アメリカでは、従業員数10人未満の小規模な企業や自営業者のビジネスを、国際的には、一般に従業員5人以下の小規模な企業や自営業者のビジネスを、マイクロビジネスと呼んでいると年老いた珈琲豆焙煎屋は理解しています。 「マイクロビジネス=オンライン…
年老いた珈琲豆焙煎屋が暮らしの糧を得ているコーヒービジネスの世界ですが、ブランドが闊歩している世界です。 特に、新型コロナウィルス感染症パンデミックが発生する以前の2019年までは、大中小の有名ブランドが我が世の春を謳歌していました。 コー…
もう10年くらい前(2011年)のことで、リーマンショック不況が全世界を覆っていた頃の話です。 seth godin's(セス・ゴーディン)ブログの「The forever recession and the coming revolution 」を読んでいて、「そうなのだ!!」と合点するものがあったのを…
ビジネスインサイダージャパン、2020年8月17日に投稿されている『調査:7つのチャートで見る、アフターコロナで重視される消費行動……マッキンゼーがレポート』が大変面白くて、マッキンゼーのレポートが、簡単明瞭にまとめられています。 www.busines…
石井淳蔵さんの著作「ビジネスインサイト/岩波新書」は、ロングセラーを続けているマーケティングの教科書的な書籍です。新書版で、内容が簡潔で理解しやすいので、それほど時間を費やす事無く読むことができます。 石井淳蔵さんの著作「ビジネスインサイト…
「お布施の原理」が登場する梅棹忠夫さんの有名な論文「情報産業論」は、1963年(昭和38年)に発表された論文です。年老いた珈琲豆焙煎屋は、まだ小学6年生の子供でした。その情報産業論は、「情報の文明学」の中に収録されています。 情報の文明学 (中…
年老いた珈琲豆焙煎屋が駅弁大学を卒業して働き口を探していた1970年代後半、石油ショックの影響で世の中不況の真っただ中でしたから、気の利いた就職先は見つかりません。 大学で斡旋してくれる就職先も、新聞広告の就職案内も、大半が営業職の募集です…
ポテットチップスと聞いて、連想するのはカルビーポテットチップスです。カルビーポテトチップスは、1975年発売以来、半世紀近くに渡って不動の人気を誇っているスナック菓子です。 このカルビーポテトチップスの営業・販売戦略成功物語が、石井淳蔵さん…
経済先進国の国々では、多かれ少なかれ、どの国も消費者主義の文化に支配されているのだと思います。そして、消費者主義の文化の国や地域にだけ存在しているのが、「ショッピング」の概念だとエカワ珈琲店は考えています。(セスゴーディンさん見解の受け売り…
先進国と呼ばれている国々の経済は、コネクション経済と呼ばれる新しい経済の方向へ進んでいるのだと思います。そして、コネクション経済の社会では失業という概念が存在しなくなると、ブログ記事「Toward zero unemployment」でセスゴーディンさんが語って…
大量生産・大量消費の生産性の定義と、少量生産・少量消費の生産性の定義は異なっているように、20世紀の生産性の定義と新しい世紀の生産性の定義も異なっている
最も選挙に影響を及ぼす選挙運動は、get out the vote/ゲット・アウト・ザ・ボートと呼ばれる投票率引き上げ運動だとされています。 候補者と同じような考え方を持っている有権者、あるいは、候補者を信頼している有権者、または、候補者やその支持者と交流…