マーケティング
その地域に、買い物に便利なスーパーマーケットが登場すると、その地域の地域商店街が寂れて行きます。 大規模ショッピングセンターが郊外に出現すれば、その街の中心商店街が寂れて行きます。 郊外の幹線道路沿いにカテゴリーキラーの大型専門店が出現すれ…
商品・サービスの普及過程を説明したエヴェリット・ロジャース教授の釣鐘曲線は、よく知られています。 商品・サービスが普及していく過程にて、その商品・サービスを受け入れる人たちを5つのグループに分類しているのが、ロジャース教授の釣鐘曲線です。 …
クイックナビゲーション 一つの商品・商店・商売が衰退・消滅する原因 消費需要の移動例 衰退する商売の復活は難しい ここで、我がエカワ珈琲店の体験談です。 すぐ近くに新しい消費市場が 文化的遺産になることで 一つの商品・商店・商売が衰退・消滅する原…
需要が供給を上回っていた時代、1970年代の前半頃まで、何とか成り立っていた生業商売に『軒先商売』というものがあります。 自宅の軒先を店舗にして、店舗の奥には部屋があって、その部屋にはテレビが置いてあります。 店の経営者とその家族は、その店…
何年も何年も前から、選挙と商売はよく似ていると思っています。 選挙に立候補して当選を重ねている政治家の選挙活動は、商売人のマーケティング活動の参考になります。それも、ものすごく。 選挙活動とマーケティング活動は、本当によく似ていると思います…
20世紀、メディアの声(情報)の発信元は、ほとんどの場合、メディアカンパニー(テレビ局、新聞社、雑誌社など)からだったわけです。 現在(2021年)、メディアの声(情報)の発信元は、メディアカンパニーだけとは限りません。 オンラインを活用すれば、ほ…
年老いた珈琲豆焙煎屋の母親が営んでいた喫茶店経営が成り立たなくなってしまって、起死回生策として自家焙煎コーヒー豆小売専門店に商売替えしたのは、平成元年(1989年)の夏の事です。 そして、自家焙煎コーヒー豆小売専門店に商売替えするに当たって、…
アメリカでは、従業員数10人未満の小規模な企業や自営業者のビジネスを、国際的には、一般に従業員5人以下の小規模な企業や自営業者のビジネスを、マイクロビジネスと呼んでいると年老いた珈琲豆焙煎屋は理解しています。 「マイクロビジネス=オンライン…
年老いた珈琲豆焙煎屋が暮らしの糧を得ているコーヒービジネスの世界ですが、ブランドが闊歩している世界です。 特に、新型コロナウィルス感染症パンデミックが発生する以前の2019年までは、大中小の有名ブランドが我が世の春を謳歌していました。 コー…
もう10年くらい前(2011年)のことで、リーマンショック不況が全世界を覆っていた頃の話です。 seth godin's(セス・ゴーディン)ブログの「The forever recession and the coming revolution 」を読んでいて、「そうなのだ!!」と合点するものがあったのを…
ビジネスインサイダージャパン、2020年8月17日に投稿されている『調査:7つのチャートで見る、アフターコロナで重視される消費行動……マッキンゼーがレポート』が大変面白くて、マッキンゼーのレポートが、簡単明瞭にまとめられています。 www.busines…
石井淳蔵さんの著作「ビジネスインサイト/岩波新書」は、ロングセラーを続けているマーケティングの教科書的な書籍です。新書版で、内容が簡潔で理解しやすいので、それほど時間を費やす事無く読むことができます。 石井淳蔵さんの著作「ビジネスインサイト…
「お布施の原理」が登場する梅棹忠夫さんの有名な論文「情報産業論」は、1963年(昭和38年)に発表された論文です。年老いた珈琲豆焙煎屋は、まだ小学6年生の子供でした。その情報産業論は、「情報の文明学」の中に収録されています。 情報の文明学 (中…
年老いた珈琲豆焙煎屋が駅弁大学を卒業して働き口を探していた1970年代後半、石油ショックの影響で世の中不況の真っただ中でしたから、気の利いた就職先は見つかりません。 大学で斡旋してくれる就職先も、新聞広告の就職案内も、大半が営業職の募集です…
ポテットチップスと聞いて、連想するのはカルビーポテットチップスです。カルビーポテトチップスは、1975年発売以来、半世紀近くに渡って不動の人気を誇っているスナック菓子です。 このカルビーポテトチップスの営業・販売戦略成功物語が、石井淳蔵さん…
経済先進国の国々では、多かれ少なかれ、どの国も消費者主義の文化に支配されているのだと思います。そして、消費者主義の文化の国や地域にだけ存在しているのが、「ショッピング」の概念だとエカワ珈琲店は考えています。(セスゴーディンさん見解の受け売り…
先進国と呼ばれている国々の経済は、コネクション経済と呼ばれる新しい経済の方向へ進んでいるのだと思います。そして、コネクション経済の社会では失業という概念が存在しなくなると、ブログ記事「Toward zero unemployment」でセスゴーディンさんが語って…
大量生産・大量消費の生産性の定義と、少量生産・少量消費の生産性の定義は異なっているように、20世紀の生産性の定義と新しい世紀の生産性の定義も異なっている
最も選挙に影響を及ぼす選挙運動は、get out the vote/ゲット・アウト・ザ・ボートと呼ばれる投票率引き上げ運動だとされています。 候補者と同じような考え方を持っている有権者、あるいは、候補者を信頼している有権者、または、候補者やその支持者と交流…
最も簡単に、それもリスクを背負わないで民主主義の政治市場に参加する方法、それは、選挙で投票に行くことだと思います。 民主主義の政治市場に参加しなければ、政治的マーケティング活動を実施できないわけですから、基本的に、社会的政治的な居心地の良さ…
何年か前まで、パンフレット・チラシの印刷を依頼するのは地元の印刷屋さんに限られていました。 何年か前まで、メガネは地元に店舗を持つメガネ屋さんで購入していました。 何年か前まで、サイズを確かめる必要のある衣類や靴は、衣料品店や靴店に出向いて…
エカワ珈琲店の店主は、約20年前、公務員を脱サラして、家業の自家焙煎コーヒー豆小売専門店を引継ぎました。家業といっても、母親とエカワ珈琲店の店主の2人だけで営む零細な生業商売でした。 公務員時代は、担当の仕事が決まっていて、その仕事にだけ集…
小生、昭和生まれの67歳のロートルな珈琲豆焙煎屋です。小規模零細パパママ規模のビジネスを営んでいます。 そのロートルな商売人である小生でも、同じカテゴリーの商売で、20世紀には考えられなかったような簡単な方法でお金を稼げる時代になっているの…
今まで、ほとんど何も考えることもなく、ただ時間に流されるままにお金と対してきました。軽い気持ちで借金して、軽い気持ちでそのお金を使ってしまって、その支払いに追われる日々、それがエカワ珈琲店の日常でした。 でも、それが通用したのは、昭和の時代…
「高齢者の営む小規模生業ビジネス」への注目度が増しているのかもしれません。 先々月(2017年2月)、65歳の店主が営むエカワ珈琲店が、東京のとある経済研究所の研究員の方たちから取材を受けました。
日本人の平均寿命ですが、男女ともに延び続けているということで、日本国民の高齢化が急速に進んでいるわけです。 エカワ珈琲店の位置する和歌山市のような地方の町では、3人に1人以上は65歳以上の高齢者ですから、もうすでに高齢化社会に足を踏み込んで…
夫婦(男女)ともに厚生年金や共済年金に加入している期間が長かった世代が、団塊の世代です。 ですから、比較的に年金収入が多い世代(平均して)なのだと思います。(エカワ珈琲店は例外ですが) その団塊の世代の人たちですが、一度目のリタイア(退職)は完了し…
ユニクロやこめだ珈琲店の店舗には、お客さんが溢れています。 お客さんの年齢はと言うと、老いも若きもという感じで、団塊の世代の末端に連なる60代前半のおじさんが違和感を感じることもありません。 団塊の世代 (文春文庫) 作者: 堺屋太一 出版社/メー…