独り身だった小生(年老いた珈琲豆焙煎屋)が39歳で脱サラして、最初の頃(1993年頃まで)は母親と二人だけで、1994年と1995年の夏頃までは、小生がたった一人で小さなコーヒー豆自家焙煎店を切り回していました。
小生(年老いた珈琲豆焙煎屋)は、1995年の夏の終わりころに再婚しました。
その後は、連れ合い(妻)と二人だけで、零細生業規模のコーヒー豆自家焙煎商売を続けて来ました。
脱サラした1992年も、それから33年が経過している2024年も、零細生業規模の小さなコーヒー豆自家焙煎店商売を続けています。
2002年の夏頃から、自前でホームページを作って公開しています。
2002年の秋からは、インターネット通販の真似事も始めました。
しかし、本格的なショッピングカートを貼り付けるだけの知識を持っていません。
2005年頃までは、自家焙煎コーヒー豆商品をメールで受注する案内ページを作って、細々とインターネット通販の真似事をしていました。
ホームページを公開して、メールで注文を受け取るだけでは、自家焙煎コーヒー豆は売れません。
2003年だったか、2004年だったか、はっきりと覚えていないのですが、和歌山県が主催する「わいわい市場」というショッピングサイトに出品することにしました。
出品費用は月に1000円だったと覚えています。
2005年だったと記憶していますが、季節はいつ頃だったかは覚えていません。
その当時、小生夫婦は、お風呂を兼ねて、和歌山市の和歌浦で営業しているフィットネスクラブに、ほぼ毎日通っていました。
フィットネスクラブの休業日は、スーパー銭湯でお風呂をしていたので、自宅のお風呂を使うのは、年に数えるほどだったと記憶しています。
2005年のある日、そのフィットネスクラブで、40歳くらいの青年に声をかけられました。50代半ばの小生から見れば、40歳くらいの男性は青年です。
「年老いた珈琲豆焙煎屋さんのホームページを観ています」という声かけで、それを契機として、出会えば、通信販売の話に花を咲かせるようになりました。
彼は海南市の漆器屋さんで、漆器商品をインターネット通販で売りたいと考えていたようです。
その彼に、「おちゃのこネット」の存在を教えてもらいました。
当時も今も、「おちゃのこネット」は、クラウド型ショッピングサイトですが、当時は、毎月500円で本格的なショッピングサイトを構築することができました。
彼は、「おちゃのこネット」の利用を始めたばかりだと言うことでした。
小生も、「わいわい市場」から脱退して、「おちゃのこネット」でショッピングサイトを構築することにしました。
彼からは、ちょつと遅れて「おちゃのこネット」でショッピングサイトの構築を開始したので、彼に色々と教えてもらいながら、1か月ほどでショッピングサイトを立ち上げることが出来ました。
それから数か月が経過した頃、事情があって、それまで利用していたフィットネスクラブを休会して、別のフィットネスクラブに通うことにしたので、彼との交流も無くなってしまいました。
別のフィットネスクラブを利用し始めてから1年くらい経ったころ、スーパー銭湯で彼と出会いました。
彼曰く、「最近、フィットネスクラブで運動する時間が無いくらい忙しい」と言うことでした。
2か月前に楽天市場に出店して、それから、毎日・毎日、仕事と時間に追われる日々が続いているとの事でした。
「楽天市場出店を考えたらどうですか」と勧められて、「考えて見ます」と答えたのですが、年間30万円近い出店費用を回収する自信がありません。
結局、楽天市場出店は残念しました。
それから10数年が経過して、海南市の彼の漆器店は、通信販売で漆器を売りまくっている店として有名になっています。
彼は職人に専念していて、事業は、彼の息子さんが切り回しているという話が聞こえて来ています。
小生夫婦のコーヒー豆自家焙煎店は、2018年の夏から、アマゾンマーケットプレイスに自家焙煎コーヒー豆を出品しています。
楽天市場に出店するのは、資金的にも編集能力的にも無理ですが、アマゾンマーケットプレイスに出品するくらいの資金的余裕も編集能力も、まだ持っているつもりです。
アマゾンマーケットプレイスに自家焙煎コーヒー豆の出品を開始して、1年近くが経過して、ポツリポツリと自家焙煎コーヒー豆が売れ始めた頃、小生の持病「頸椎の神経痛」が悪化して来て、パソコンの前に座るのが苦痛になりました。
アマゾンマーケットプレイスの出品編集作業が出来なくなってしまって、アマゾンマーケットプレイスについては、今年の秋くらいまで、ほぼ放置状態になっていました。
2020年の初めころから、「ユーチューブ」で見つけた滝野川メディカルクリニックの『頚椎症性神経根症、痛み改善エクササイズ5選』の自宅で出来る体操を続けています。
その効果があったのだと思います。
1時間くらいなら、苦にすること無くパソコンの前に座れるようになっています。
自家焙煎コーヒー豆の店頭販売については、昔も今も、零細生業商売のままですが、それなりの達成感・満足感を持っています。
気楽に働くことを優先して来たのですから、零細生業商売のままなのは当たり前だと思っています。
自家焙煎コーヒー豆の通信販売については、達成感・満足感を持つことが出来ません。
何年も前から、鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)は、通信販売とものすごく相性の良い商品だと思っています。
それなのに、そして20年以上も自家焙煎コーヒー豆の通信販売をしているのに、成果らしい成果が出ていません。
小生夫婦のコーヒー豆自家焙煎店は、今年(2024年)から、「零細生業パパママ商売」から「隠居商売(零細生業ジジババ商売)」に移行しようと考えています。
通信販売は、「隠居商売(零細生業ジジババ商売)」で自家焙煎コーヒー豆を売るのに適している販売形態だと思います。
ということで、今年(2024年)は、自家焙煎コーヒー豆の通信販売で、達成感・満足感を持つことが出来る成果を手にしたいと考えている今日この頃です。