2022年秋10月、年老いた珈琲豆焙煎屋は71歳です。連れ合いも、先月(9月)、62歳になっています。
年老いた珈琲豆焙煎屋は、70歳~71歳までのこの1年間、体調不良や思いがけないケガ、思っていた以上の体力低下に悩まされて、8月下旬からは40日間以上、足・膝・手・腕などの関節が赤く腫れて痛みを強く感じる症状に苦しめられています。(お医者さんで抗生剤を処方してもらっています。)
年老いた珈琲豆焙煎屋がそのような有様なので、先月(2022年9月)、コーヒー豆の焙煎作業は、ほとんど連れ合い任せでした。
エカワ珈琲店(年老いた珈琲豆焙煎屋が店主をしているコーヒー豆自家焙煎店)のコーヒー豆焙煎機は、最高で5kgのコーヒー生豆を焙煎可能な容量を持つコーヒー豆焙煎機です。
コーヒー豆焙煎の事前準備から焙煎の後始末までを、60歳を超えた細身の女性が全てをこなすのは無理があります。
エカワ珈琲店の男手は年老いた珈琲豆焙煎屋だけですから、仕方なく、連れ合いがその無理をした結果、今度は、連れ合いがあばら骨の1本を骨折してしまって、只今、治療中です。
コーヒー豆自家焙煎店の仕事には、体力仕事的な部分が多々あります。
年老いた珈琲豆焙煎屋は、健康や体力が問題で仕事が儘(まま)ならないという経験をすることなく、これまでの30年間を過ごして来ました。
ですから、エカワ珈琲店の体力的な仕事の部分は、年老いた珈琲豆焙煎屋が全てをこなす事を前提にしています。
その前提を、「連れ合い(女性)でも何とかこなす事ができる」に、早急に変更して置く必要があると思っています。
自分たちの年齢を考慮すれば、自分たちの健康状態や体力を考慮すれば、早急に変更しておかなければ、コーヒー豆自家焙煎店商売を続けられなくなるかもしれません。
コーヒー豆自家焙煎店商売を続けられなければ、「生活困窮」という熟語が待って居ます。
零細生業パパママ商売なら、体力仕事的な部分の仕事量が多くても何とか商売を続けられますが、零細生業ジジババ商売の場合、体力仕事的な部分の仕事量を少なくしなければ商売が続けられなくなってしまいます。
公的年金だけでは食べて行けないわけですから、コーヒー豆自家焙煎店商売を続けられなければ、収入が途絶えて食べて行けなくなってしまいます。
エカワ珈琲店は、零細生業パパママ店の頃と同じ商売をしながら、零細生業ジジババ店を自称して来ましたが、71歳を契機として、完全な零細生業ジジババ商売に移行しようと思います。
年老いた珈琲豆焙煎屋が、今(2022年10月現在)考えている零細生業ジジババ商売です。
30年以上に渡るコーヒー豆自家焙煎店商売で蓄積して来た、コーヒー全般についての知識・経験・技術を最大限に活用して、できるだけ付加価値の高い商売をしたいと考えています。
「人の倍働く」という体力勝負の商売は無理ですから、「体力的に無理をせずに稼げる商売」を模索したいと考えています。
昔から、高齢になればなるほど自分勝手になるとも言われています。エカワ珈琲店の零細生業ジジババ商売も、ある程度(もしかしたら相当程度)自分勝手な商売になるかもしれません。
零細生業ジジババ商売に完全に切り替えると、零細生業パパママ商売の頃からのお客さんがある程度(もしかしたら相当程度)離れて行くかもしれません。
しかし、それは仕方が無い事だと考えるつもりです。
71歳のジジと62歳のババ(おばさん)が、新たに零細生業ジジババ商売のコーヒー豆自家焙煎店を始めると考えれば、それで納得できます。
ありがたいことに、コーヒー豆自家焙煎店商売は、今人気の商売で、あちらの店こちらの店で自家焙煎コーヒー豆を購入したり、コーヒーを飲んだりするコーヒー好きの人たちが増えて来ています。
零細生業ジジババ商売をしているコーヒー豆自家焙煎店で、自家焙煎コーヒー豆を買ってみよう、あるいはコーヒーを飲んでみようと思っているお客さんに見つけてもらえれば、それで何とかコーヒー豆自家焙煎店商売が成り立って行くはずだと考えています。