年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦のコーヒー豆自家焙煎店(屋号はエカワ珈琲店)ですが、今年(2023年)は12月30日の土曜日まで営業するつもりです。
コーヒー豆の焙煎は12月27日(水曜日)で終了しているので、12月29日(金曜日)と12月30日(土曜日)は、「売り切れご免」の商売になります。
今年(2023年)は、2月から3月にかけて、体調不良で連れ合い(妻)が10日間入院してから、先月(11月)までの大体10か月間、年老いた珈琲豆焙煎屋(エカワ珈琲店の店主)一人だけで商売を切り回して来ました。
72歳の年寄りで、現役年齢(~65歳)の頃と比べると、体力・精神力が相当に劣化しています。
零細生業規模のコーヒー豆自家焙煎店商売であっても、一人で商売を切り回すのは難しい、というより無理でした。
10か月間の最初の頃は、月のうち4分の1くらい、8月頃からは、月のうち3分の1は休業という商売をするのが精いっぱいでした。
その結果、店舗には閑古鳥が鳴き続けていました。
通信販売はというと、3月から、手抜きに次ぐ手抜き商売を続けて来たので、今(2023年12月)は、完全に壊滅状態となっています。
ほぼ壊滅状態になっていたのに、手抜きしたわけですから、完全な壊滅状態になるのは、当然の出来事だったと思っています。
今月(2023年12月)に入ってから、通信販売は壊滅状態のままですが、店舗の閑古鳥がどこかに飛んで行ってしまったようです。
今月に入ってから、店で自家焙煎コーヒー豆が急に売れるようになって、今月の半ばくらいからは、去年並みの忙しさとなっています。
去年並みの忙しさになっていますが、良くしたもので、連れ合いの体調も回復して来ているので、夫婦二人で、その忙しさに対応しています。
連れ合いの体調が回復していなければ、今月の忙しさに対応するのは無理だったと思います。
最近のエカワ珈琲店は、自家焙煎コーヒー豆を豆の姿形のままで購入してくれるお客さんが大半だったのですが、今月に入ってからは、挽き売りを希望するお客さんが増えています。
自家焙煎コーヒー豆をお買い得価格で販売していた頃の、エカワ珈琲店の自家焙煎コーヒー豆の売れ方によく似ています。
2020年、2021年、2022年と、毎年のように自家焙煎コーヒー豆の販売価格を値上げさせてもらって、やっとの事、普通のコーヒー豆自家焙煎店の販売価格で商売出来るようになりました。
その結果、お客さんの顔ぶれが変わってしまって、大半のお客さんは、自家焙煎コーヒー豆を豆の姿形のままで買ってくれるようになっていました。
2023年は、自家焙煎コーヒー豆の値上げはしていません。
挽き売りを希望されるお客さんの大半は、実店舗限定のサービス価格で販売している「ブレンドコーヒー銘柄」の購入を希望されます。
もしかしたら、この「ブレンドコーヒー銘柄」の販売価格が、お買い得と思ってもらえる価格になっているのかもしれません。
店舗で自家焙煎コーヒー豆が売れるなら、店売りで頑張りたいと思うのですが、年老いた珈琲豆焙煎屋の年齢や連れ合いの健康状態を考えると、それは無理だろうと思っています。
来年(2024年)からは、「隠居商売」の完全なる「零細生業ジジババ店」に向かって突き進んで行こうと思っています。
零細生業ジジババ店がコーヒー豆自家焙煎商売で生き残って行くには、「自家焙煎コーヒー豆の通信販売」は必須だと思っています。
ということで、自家焙煎コーヒー豆通信販売の立て直しから始めて行こうと思っています。