古希3ブログ

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商売の仕方を工夫しながら、コーヒー豆自家焙煎店商売で食べて行く

 

今年(2023年)の夏のコーヒー豆自家焙煎店商売、6月は少しの赤字で、7月・8月・9月は立派な赤字でした。

で、10月はというと、何とか赤字は免れそうです。

小生、連れ合いと二人だけで小さなコーヒー豆自家焙煎店を営んでいます。

 

二人だけで営んでいるので、コーヒー豆自家焙煎店商売の仕事は、小生と連れ合いで適当に分担しています。

暇でも無くて忙しくも無いという商売環境を維持しているので、それほど体力的負担を感じずに商売を続けて来ていました。

それが、今年(2023年)に入ってからは、連れ合いの体調が芳しく無くて、2月には入院してしまいました。

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10日間の入院で退院したのですが、それからが大変です。

夫婦二人だけで暮らしているので、病院・医院への通院に付き添いできるのは小生だけです。

7月頃からは、連れ合いひとつりで通院できるようになりましたが、それまでの3月・4月・5月・6月は、小生が付き添って病院・医院通いをしていました。

 

それに加えて、2月以降、コーヒー豆自家焙煎店商売の仕事は、小生が一人で切り回していました。

定休日を1日増やして、営業時間を1時間短縮して、2月、3月、4月と、何とか一人で商売を切り回していたのですが、5月になると、小生に疲れが出てきました。

連れ合いと小生、二人が一緒に体調不良となるわけには行きません。

というわけで、6月からは、コーヒー豆自家焙煎店商売の仕事を、徐々にセーブして行きました。

 

徐々にセーブして行ったので、売上も徐々に減少して行って、4か月間連続で赤字を計上することになりました。

夏場の4か月間、赤字を計上したのですが、何もせずに赤字を計上していたわけではありません。

自家焙煎コーヒー豆の付加価値を高くする方法を、あれこれと模索していました。

その結果が、今月(2023年10月)の経営実績に反映して来たのだと思っています。

 

はっきりと確定しているわけではありませんが、今月(10月)は黒字になるのが確実だと思っています。

黒字と言っても、5万円前後の黒字になるだけだと思いますが、5万円でも通帳に残って行けば、気分の良い日々を過ごすことができます。

 

小生、今年の秋に72歳になりました。

夏場の暑い時期のコーヒー豆焙煎は、ものすごく体力を消耗します。

今年(2023年)は大事を取って、7月、8月、9月は、月のうち、3分の1から半分くらい休業していました。

店は休業して、通信販売も品切れ状態にしていたわけです。

そのような商売をしていれば、販売量と売上が減少するのは、当たり前です。

しかし、体調を崩すこと無く、暑い夏を乗り切ることができました。

 

今は、涼しくなってきているので、少しくらい頑張って働いても、体調を崩す心配は無いと思っています。

というよりも、少し頑張って働いた方が、健康に良いような気がします。

連れ合いの体調も、今月(10月)になってから、少しだけ回復して来ています。

少しは、コーヒー豆自家焙煎店商売を手伝えるようになって来ています。

 

今年(2023年)の夏、コーヒー豆自家焙煎店商売については、そろそろ潮時かと思ったこともありました。

でも、コーヒー豆自家焙煎店商売を続けて行かなければ、年金だけでは食べて行けません。

何とか、この窮地から脱出する方法が無いだろうかと、頭を抱えながら考えた事もありました。

今は、そんなことは考えていません。

 

年齢に関係なく、働けるうちは働き続けたいと思っています。

相方が体調不良で、病院・医院に付き添ったり、仕事を分担できなくなっても、その状況に対応できるように、赤字が出ないように、商売に工夫をして置く必要があると思っています。

また、コーヒー豆自家焙煎店商売の仕事を、年齢を重ねて体力が衰えても続けて行けるように工夫して行く必要があるとも思っています。

 

まずは、夏場の半分くらいは休業していても、赤字にならないようにするには、どのような方法があるか、少ない知恵を絞って考えてみようと思っています。

小生は自営業者ですから、公的年金の主体は国民年金です。

国民年金だけで食べて行くのは無理ですから、働いて食い扶持を稼ぎ続ける必要があります。

 

幸い、コーヒー豆自家焙煎店商売は、静かなブームの中にある零細生業商売です。

零細生業のコーヒー豆自家焙煎店商売を30何年間も続けて来ているので、72歳という年齢でも、そのブームの恩恵を受けることが出来ています。

コーヒー豆自家焙煎店商売の静かなブームは世界同時進行的なブームですから、少なくとも今後10年間くらいは続くだろうと楽観的に考えています。

コーヒー豆自家焙煎店商売の静かなブームが続く限り、食い扶持稼ぎに不安はありません。

 

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