エカワ珈琲店の出来事

年老いた珈琲豆焙煎屋の日常と仕事の出来事、それと備忘録・雑記帳。

スペシャルティーコーヒーを探して、時々、エカワ珈琲店に外国人観光客がやって来る

我がエカワ珈琲店にも、海外からの観光客が、時々、訪れてくれるようになっています。

今年(2023年)の5月頃からの事で、毎週1組から2組くらいの頻度で、外国人観光客が訪問してくれます。

 

もともと、外国人のお客さんが一組(1家族)だけ居ました。

時々、台湾からエカワ珈琲店の自家焙煎コーヒー豆を買いに来てくれるお客さんです。

2010年代半ば頃からのお客さんで、年に1度から2度、来店してくれます。

そのお客さんは、海南市の会社に商談に来たついでに、あるいは、大阪市の北ノ新地に遊びに来たついでにエカワ珈琲店に寄ってくれるお客さんです。

海外からのお客さんですが、観光客ではありません。

 

今年(2023年)の5月、若い男性が3人連れ立ってエカワ珈琲店に来店してくれました。

3人がそれぞれに、1杯のテイクアウトコーヒーと自家焙煎コーヒー豆を買ってくれて、トータルで1万円くらいを消費してくれました。

スペシャルティーコーヒーに興味があるとの事だったので、店内の写真を撮ってもらって、焙煎室にも案内しました。

案内している途中で気が付いたのですが、3人とも店の入り口で靴を脱いでいました。

「びっくりしてしまって」、靴を脱ぐ必要が無いと説明すると、日本家屋に入る時には、靴を脱ぐものだと思っていたと語っていました。

 

今年の6月、台湾から、親子3人連れの観光客が、エカワ珈琲店にやって来ました。

20代半ばの息子さんがスペシャルティーコーヒーに興味があるという事で、インターネットでエカワ珈琲店を見つけて来店してくれました。

息子さんの趣味はカメラのようで、高級カメラを駆使して、店内や小生がコーヒーを淹れている姿、それに焙煎室のコーヒー豆焙煎機を撮影して行きました。

お父さんとお母さんは、それほどコーヒーに興味が無いようで、息子さんが写真撮影をしている間、黙って待機していました。

 

先週の土曜日(2023年10月14日)、午前11時頃に一組(1人)、午後3時過ぎに一組(1人)、合計二組(2人)の外国人観光客がエカワ珈琲店に来店してくれました。

最初の1組(1人)は、タイからやって来た観光客です。

エカワ珈琲店の近くのスマイルホテルに宿泊していて、インターネット検索でスペシャルティーコーヒーを飲めるところを検索して、エカワ珈琲店にやって来てくれました。

 

もう1組(1人)は、台湾からのお客さんです。

外国からやって来るコーヒー好きのお客さんとしては、ちょっと年齢を重ねていて50代半ばくらいの男性です。

この方は、相当なコーヒー愛好家のようで、訪問したコーヒー店(喫茶店)の写真と店主のサイン、それにショップスタンプを貼り付けている、1冊の本のようなノートを作っていました。

 

もちろん、小生も、そのノートにサインをしてショップスタンプを押印しました。

このお客さんのノートを拝見すると、あの吉祥寺モカの写真が貼り付けられていました。

この台湾からのお客さんは、旅行前に訪問先を決めておいて、写真を貼り付けたノートを作っておいてから珈琲店巡りをしているに違いないと、勝手に想像しています。

もしかしたら、この台湾からやって来たお客さんは、20数年前から、日本のコーヒー店巡りをしている方なのかもしれません。

 

小生(年老いた珈琲豆焙煎屋)とその連れ合いの二人だけで商売をしている零細生業規模のコーヒー豆自家焙煎店、それが「エカワ珈琲店」です。

「エカワ珈琲店」は、和歌山市に立地しています。

近くに和歌山城があって、スマイルホテル、ロイネットホテルなど幾つかのビジネスホテルも、それほど遠くない場所で営業しています。

 

関西新空港までは、南海和歌山市駅からでも、和歌山駅からでも電車で30分ほどです。

和歌山城から和歌山市駅までは、徒歩20分から30分くらいです。和歌山駅までは、徒歩で30分から40分くらいです。

関西新空港から帰国する外国人観光客が、前日ゆっくりとすごす場所として、和歌山市の和歌山城周辺は最適な宿泊場所なのかもしれません。

 

新型コロナウィルスパンデミック以前の2010年代後半、和歌山市にも外国人観光客が溢れていました。

しかし、コーヒーを求めてエカワ珈琲店を訪れる外国人観光客は皆無でした。

新型コロナウィルス感染症パンデミック以後の2023年、スペシャルティーコーヒーを求めて、エカワ珈琲店にポツポツと外国人観光客が来てくれます。

スペシャルティーコーヒーが、世界的規模で浸透して来ているのだと思います。

 

小生(年老いた珈琲豆焙煎屋)は、2010年代前後の頃、インターネット内のコーヒー記事を翻訳しようと考えて、少しの期間だけ英文翻訳の学習に挑戦していた事があります。(すぐにあきらめてしまいましたが)

その頃は、エカワ珈琲店に外国人観光客がやって来るなど、夢にも考えていませんでした。

 

小生、その頃少しだけ学習した英語の事など、ほとんど忘れてしまっています。

ですから、外国人観光客に英語で対応することが出来ません。日本語で対応しています。

身振り手振りだけで、何とか意思疎通することが出来ていますが、最低限の英語会話だけでも出来るようになりたいと考えている今日この頃です。

 

ちなみに、今のところ、小生が使っている英語の語彙は、次の2つだけです。

What country are you from ?

(どこの国からこられましたか)

Do you speak japanease ?

(日本語がわかりますか) 

 

もしかしたら、これから、エカワ珈琲店にやって来る外国人観光客が増えて来るかもしれません。

只今72歳ですが、少しずつでも使える英語の語彙の数を増やしていけたらと考えています。

 

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その中の1冊が、「コーヒー豆自家焙煎店マスターの独り言」です。

 

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