エカワ珈琲店の出来事

年老いた珈琲豆焙煎屋の日常と仕事の出来事、それと備忘録・雑記帳。

年金だけでは食べて行けない、好きな事を仕事にして働き続けている古希3老人の独り言

年老いた珈琲豆焙煎屋は、公務員だった期間が大体14年で、その後は自営業者でしたから、加入していた年金は国民年金です。

その国民年金も、自営業者の宿命だと思うのですが、国民年金保険料を免除してもらっていた期間があるので満額受給とは行きません。

 

ということで、年金だけで食べて行くのは無理ですから、生きている限り働き続けて、自分で稼いだお金で食べて行くしか選択すべき道がありません。

働き続ける必要があるわけですから、健康に留意して用心深く生きているつもりです。

 

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(今は亡き愛猫モモです、2007年撮影)

 

幸い、今日まで30年以上の年月を費やして、珈琲関係の知識・経験・技術を積み重ねて来ています。

何しろ、お金に追いかけまわされて四苦八苦して、食うや食わずで珈琲関係の知識・経験・技術を積み重ねて来た期間が長かったわけですから、稼げるうちは稼がせてもらわなければ、人生におけるお金の帳尻が合いません。

 

若い時には、できるだけ働かないで不労所得で食べていけたら、と考えたこともあります。

しかし、そういう生活が可能なのは、ごくごく限られた運の良い人だけだと思います。

大多数の人は、働かなければ食べていくことができません。

 

それに、働かない生活とは、相当に味気ない生活を意味しているような気がします。

若いころには感じ無かったのですが、還暦を過ぎて「自分の人生は後何年くらいだろう」と考えるようになってからは、健康ならば働き続ける事の出来る仕事を持っていて、その仕事が大好きな仕事で、楽しく働くことが出来ていることに相当な充実感を覚えています。

 

40歳を目前にして脱サラを決行、それから33年、古希3の現在まで、商人(and職人)街道を歩んできました。

今(2024年)では、同世代の知り合いたちの半数以上が気楽な年金生活を送っているようですが、うらやましいと感じる事はありません。

 

小生(年老いた珈琲豆焙煎屋)は、好きな事を仕事にして気楽に働きながら、その仕事の対価として得られる収入で食べていける今の生活に満足感を覚えています。

これも、33年の間に積み重ねて来た珈琲と珈琲商売に関する知識・経験・技術の積み重ねという財産を持っていて、財産を活用出来る今の暮らしに満足感を覚えています。

 

人間、いつどうなるか予想もできませんから、それに対する備えだけはしておかなければと考えています。

でも、現在の生活環境では、生命保険や医療保険に加入するのが精いっぱいの備えです。

 

ちなみに、10数年前なら、古希3の高齢者が加入できる生命保険や医療保険は本当に限られていました。

現在はというと、70歳を超えている高齢者でも加入できる生命保険や医療保険は数多く存在していて、保障も高額になっています。

 

 

(※)小生(年老いた珈琲豆焙煎屋)は、20数年の間に積み重ねて来た珈琲と珈琲商売に関する知識・経験・技術を文章にして、電子書籍という形でキンドルで販売しています。

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