年老いた珈琲豆焙煎屋(エカワ珈琲店の店主)は、公的年金(ほとんどが国民年金です)だけで食べて行くのは無理ですから、生きている限り働き続けて、自分たち(年老いた珈琲豆焙煎屋とその連れ合いの二人)で稼いだお金で食べて行かなければなりません。
年老いた珈琲豆焙煎屋に限らず、公的年金からの収入が国民年金だけの自営業者・個人事業主の高齢者なら、多かれ少なかれ同じような状況にあるはずです。
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働き続けなければ食べて行けないので
働き続ける必要があるわけですから、健康に留意して用心深く生きているつもりです。しかし、70歳ですから、身体のあちらこちらが痛んで来ているので体が無理を聞いてくれません。無理をすれば、ダウンしてしまいます。
今(2021年12月)まで、30年以上の年月を費やして珈琲関係の知識・経験・技術を積み重ねて来たわけですかすら、稼げるうちは稼がせてもらわなけれ人生におけるお金の帳尻が合いません。
何しろ、お金に追いかけられて四苦八苦して、食うや食わずで珈琲関係の知識・経験・技術を積み重ねていた時期が長かったわけですから。
高齢者の楽しみ方は限定的
若い時には、できるだけ働かないで不労所得で食べていけたらと考えたこともあります。しかし、そういう生活が可能なのは、ごく限られた運の良い人だけです。
大多数の人は、働かなければ食べていくことができません。
それに、働かない生活とは、相当に味気ない生活を意味しているような気もします。
若い人なら色々な人生の楽しみ方があると思いますが、高齢者のそれは限られています。
明日のことはわからない
40歳を目前にして脱サラを決行、それから大体30年、70歳の現在まで、商人プラス職人の道を我武者羅に走ってきました。
今(2021年)では、公的年金だけでは足りない生活資金を、仕事の対価として得られる収入で補えることに誇りを持っています。
ですが、人間、いつどうなるか予想もできませんから、それに対する備えだけはしておかなければと考えています。
しかし、年老いた珈琲豆焙煎屋の儲け具合では、生命保険や医療保険に加入するのが精いっぱいの備えです。老後資金2000万円は、どこか別世界の話です。
70歳になっているのに、この体たらくですから恥ずかしい限りですが、これも一つの人生だと思っています。
生命保険・医療保険も変化している
ちなみに、20年前、2000年前後の頃なら、70歳の高齢者が加入できる生命保険や医療保険は本当に限られていました。
その頃、50歳くらいだった年老いた珈琲豆焙煎屋は、70歳になっても働き続けなければならない自分を想像した事はありません。
2021年の現在、日本は高齢化社会に突入しているわけですから、70歳の高齢者でも加入できる生命保険や医療保険は数多く存在していて保障も高額になっています。
これも、20年前、50歳くらいだった頃には想像もできなかった出来事です。
フリーランスには身分保障が無いわけですから
食べて行くために働いている零細生業パパママ規模の自営業者は、行政的には経営者ですが、実態は身分が保障されていないフリーランスの労働者だと思います。
しかし、行政的・社会制度的では経営者に分類されているわけですから、商売で稼ぐ事にプラスして「自分の身は自分で守る」手段を講じて置くことが必要になります。
お金に追いかけられている自営業者・個人事業主には、それが大変難しいわけです。
年老いた珈琲豆焙煎屋の場合、脱サラしてから還暦を迎えるまでの約20年間はお金に追いかけられていましたから、夫婦で生命保険や医療保険に加入するのが精いっぱいでした。
その生命保険・医療保険ですが、60歳代半ばに突然遭遇した年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦の窮地を救ってくれました。
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