70歳、年老いた珈琲豆焙煎屋の残日録

古希を迎えている年金だけでは食べて行けない高齢者が、高齢者の話題を発信しているニュースレターのつもりです

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貧乏は似合わない、たとえ中途半端な貧乏であったとしても

年老いた珈琲豆焙煎屋は、39歳の時に脱サラして、実家の母親が営んでいたコーヒー豆自家焙煎店を引き継いで、最初の頃は事業欲もあったのですが、挫折を繰り返しているうちに事業欲も失せてしまって、50歳前後の頃からはセミリタイア的な暮らし・働き方をしいます。

そのコーヒー豆自家焙煎店、屋号はエカワ珈琲店で、母親の営んでいた頃からの零細生業自営業者の事業規模のまま、30年の年月を経ています。

30年前の昔も、30年後の今も、家族だけで営んでいる風が吹けば飛ばされてしまいそうな零細生業の自営業者です。

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規模の大きい、あるいは、ある程度だけ大きい珈琲豆焙煎屋さんと真っ向勝負で競争しても、絶対に勝てる事などあり得ないと幾多の経験から悟ってしまって、事業欲を封印してセミリタイア的な暮らし・働き方を選択したのは、50歳くらいの頃でした。

それまでもお金に追いかけられる暮らしでしたが、その後も、夫婦2人だけで営んでいる零細生業パパママ経営の自営業者でしたから、真面目にコツコツ働いてもお金に追いかけられる貧乏な暮らしが続きます。

 

2000年代の初め頃から中頃過ぎにかけての何年間か、極貧というわけでは無いのですが、お金の流入量が少なくて滞在時間の非常に短い時期が数年間ありました。俗にいう、「中途半端な貧乏人」の状態です。

2000年代の後半になって、お金の流入量も少しだけ増えて来て、滞在時間もちょっとだけ長くなって来ました。

「ごく平均的な生活をするのに必要なお金」・「公租公課を何とか支払うことができるお金」、ようするに『日常生活に必要なお金』には、何とか不自由しない生活レベルに到達することができたのは2010年代に入ってからで、年老いた珈琲豆焙煎屋は、もうすぐ還暦という年齢に差し掛かっていました。

 

2010年代に入ってからも、妻や家族、それに年老いた珈琲豆焙煎屋の体調不良などが重なって、2016年の初め頃~2018年の初め頃にかけて、約2年間くらい商売が手に就かず開店休業状態になっていた時期もあるのですが、2000年代の頃のように、お金に追いかけられることは無く、何とか切り抜けて来ました。

医療保険・損害保険の保険金や、貯蓄型生命保険が満期を迎えた収入など、予期せぬ収入に助けられて、何とか切り抜けることができたわけです。

お金に追いかけられながらでも、加入し続けていた保険に助けられました。

 

2021年、年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦ですが、普通に生活するお金には困らなくなっています。しかし、「何か事が起こった時の備え」、別名「雨の日貯金」は、まだまだ不足しています。

今年の秋に70歳になる高齢者が、こんな事を書くのは、「今頃、そんな事を言っているのか」と思われないか恥ずかしいのですが、それが真実ですから書きます。

できれば、1年~2年間は働かなくても、年金収入をあてにしないで食べて行けるだけの貯えを持ちたいと思っています。

それが実現すれば、相当に年老いて働けなくなってしまった時に備えて、ある程度の資金を貯めておきたいと考えています。

 

年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦は、お金の資本主義の時代を生きて来たわけですから、「お金の恐ろしさ」を身を持って経験しています。

お金に追いかけられていた「中途半端な貧乏人」の時代に、その惨めさを十分に経験しているわけです。

世の中、貧乏がサマになっている人も、たまにはいます。しかし、大多数の人には、貧乏は似合っていないのだと思います。

年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦は、貧乏が大嫌いです。大体、貧乏がサマになるタイプの人間ではありません。それが、例え中途半端な貧乏であったとしてもです。 

 

年老いた珈琲豆焙煎屋が「中途半端な貧乏人」を体験しなければならなかった理由ですが、怠け者だったわけでも、商売の学習を怠っていたわけでもなくて、20数年以上に渡って続いて来た日本のデフレ経済に原因があると考えています。

「バブル的なインフレ経済」から「デフレ経済」へと革命的な変化が発生して、このデフレ経済が、日本中に働いても働いてもお金に追いかけられている貧乏で真面目な個人事業主(自営業者)を大量生産したと考えています。

経験から、自営業者(個人事業主)が真面目にコツコツ働いても、お金に追いかけられる「中途半端な貧乏人」を体験しなければならない社会、それがデフレ経済に支配されている社会だと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

www.ekawacoffee.xyz

 

「3丁目の夕日」の時代は、現在とは比較にならないくらい貧乏が蔓延していたわけですが、インフレ経済の時代ですから、デフレ経済に覆われている平成の日本と比べると、貧乏人に寛容な、貧乏人の暮らしやすい社会だったはずです。

「インフレ経済=お金の価値が小さい」時代で、「デフレ経済=お金の価値が大きい」時代なのだと思います。

真面目にコツコツ働いている商売人には、「貧乏」や「中途半端な貧乏」は似合いません。日本の社会ですが、もう少しお金の価値の小さい社会、インフレ経済の社会になってほしいと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。