インターネット内を彷徨っていると、セミリタイアという言葉をよく目にします。
セミリタイアとはどういう意味なのか、これもインターネットを使って調べてみました。
リタイアは完全退職(or定年退職して年金暮らしに入る退職)を意味していて、セミリタイアは半分だけの退職(一種の自己都合退職)を意味しているようです。
【目次】
- セミリタイアとは
- 年老いた珈琲豆焙煎屋の場合は
- 脱サラして10年目くらいから
- 「珈琲おたく」になってからは、好きなことが仕事になった
- 完全にセミリタイアできたと思っていたのですが
- 65歳から年金を満額受け取れるようになって
- 年金だけでは食べて行けないので
- セミリタイア生活を満喫したい
セミリタイアとは
自分自身の自由な時間を楽しみながら適当に働いて収入を得る生活、あるいは、好きなことを仕事にして楽しみながら収入を得る生活を意味しているような気がします。
自分の自由時間を楽しみながら、好きなことを仕事にして楽しみながら働くとなると、大体の人は稼ぎが少なくなるはずです。ですから、セミリタイアするには、それなりの貯金や資産、不労所得が必要になるようです。
年老いた珈琲豆焙煎屋の場合は
一旗あげてやろうと、40歳を目前にして公務員を脱サラ、家業の自家焙煎コーヒー豆小売商売に従事しました。
脱サラ当時、焙煎コーヒー豆の家庭市場は拡大を続けていて、喫茶店から自家焙煎コーヒー豆小売店に衣替えして成功した事例が数多く発生していたので、競争相手の少ない自家焙煎コーヒー豆小売商売の将来性に期待しての脱サラでした。
コーヒー豆の焙煎にもコーヒーにも、ほとんど興味がなくて、将来性があって儲かりそうだということで珈琲豆焙煎屋商売を選択したので、起業のための脱サラだったと考えています。
脱サラして10年目くらいから
一旗あげてやろうと、起業的な脱サラだったわけですが、自家焙煎珈琲豆小売ビジネスを生業から事業に転換させることもできず、10年が経過した頃から、コーヒー豆の焙煎やコーヒーに興味が沸いて来ました。
で、性格的にのめり込むタイプだったので、珈琲の世界にのめり込んでいって、いつの間にか「珈琲おたく」になっていたわけです。
年老いた珈琲豆焙煎屋は、「珈琲おたく」記事を電子書籍にまとめて、キンドルでセルフ出版しています。
「珈琲おたく」になってからは、好きなことが仕事になった
50代の半ば過ぎからは、完全な珈琲おたくになってしまって、好きなことを仕事にして楽しみながらコーヒー豆自家焙煎店商売をしています。
好きなことを仕事にして楽しみながら働いているわけですから、普通は、収入が減少するわけですが、年老いた珈琲豆焙煎屋の場合、商売下手で元々収入が少なかったので、減ることも増えることも無く収入はそれほど変化していません。
完全にセミリタイアできたと思っていたのですが
60歳から公務員だった頃の年金を受け取り始めて、それに加えてコーヒー豆自家焙煎店からの収入もあるので、好きなことを仕事にしながら楽しみながら働いて適当に稼ぐセミリタイア生活を満喫できると思っていました。しかし、上手く事が運ばないものです。
60歳を超えてからの数年は波乱万丈で、コーヒー豆自家焙煎店は開店休業状態の時期が多くなってしまって、僅かな貯えを食いつぶす生活が続き、60代の後半で貯えもほぼ底をついてしまいました。
65歳から年金を満額受け取れるようになって
その苦境を救ってくれたのが、公的年金の満額受給です。公務員時代の厚生年金(or共済年金)は毎月3万円くらいですが、国民年金は毎月5万円くらい受け取れます。
両方合わせて年間90数万円(手取りは80数万円)受け取れるようになって、開店休業状態でも何とか暮らして行けるようになりました。国民年金様様です。
年金だけでは食べて行けないので
年間90数万円(手取りは80数万円)の年金収入だけでは、夫婦2人の生活、それも医療費年間数十万円を支払う生活を維持するのは絶対に無理です。
幸い、2019年の春ころからは開店休業状態と完全にさようなら出来ているので、好きな事を仕事にして楽しみながらある程度稼げるようになって来ています。
珈琲が趣味で、コーヒー豆自家焙煎店商売を30年近く続けているわけですから、健康で働くことができれば、それほど頑張らなくてもそれなりに稼げる自信があります。
セミリタイア生活を満喫したい
何といっても、零細生業パパママ規模の個人ビジネスで生き残るには、その仕事に熟練する必要があります。
年老いた珈琲豆焙煎屋の場合、「珈琲おたく」で珈琲に熟練しているので開店休業状態が続いても何とか仕事を続けてこれました。
開店休業状態を脱出できれば、好きなことを仕事にしているのですから、それに仕事に熟練しているわけですから、それなりに稼げるわけです。
ということで、セミリタイア生活を満喫している今日この頃です。