エカワ珈琲店の出来事

エカワ珈琲店の爺さんと婆さんの日常と仕事の出来事、それと備忘録・雑記帳。

個人的な出来事

再開の一粒、静かな焙煎所にて

2月末の4日間、循環器のカテーテル治療のために入院していました。 たった 4日間とはいえ、74歳の身体にはなかなか堪える(こたえる)もので、退院した日に10メートル程度の距離を少し速足で歩いただけで息が上がる始末。 体力の衰えを、身をもって感じ…

静かな日々の中で思うこと

私たち夫婦は、長い間ふたりきりで暮らしてきました。 二人の間には子どもはおらず、親戚づきあいもほとんどない。 だからこそ、何かあったときに頼れるのは、いつもお互いだけでした。 病気になったときも、気持ちが沈んだときも、そばにいるのは妻だけ。 …

コーヒーの香りとともに、日常を取り戻すために

1週間前、妻の四十九日の法要を終え、永代供養のお墓に納骨を済ませました。 これで一区切り…のはずなのですが、心の中にはぽっかりと大きな穴が空いたままです。 脱力感という言葉では足りないほどの、深い静けさに包まれています。 妻の四十九日の法要の…

静かな悲しみと寂しさ、もう一度コーヒーを始める決意

妻を亡くしてからというもの、胸の奥にぽっかりと穴が空いたまま、時間だけが静かに流れていくようになった。 その穴は、ふとした瞬間に冷たい風が吹き抜けるようで、どれだけ日が経っても埋まる気配がない。 朝起きても、夜になっても、生活のどこかに彼女…

寂しくて寂しくてやりきれない

妻が旅立ってから、時間の流れがこれほど重く、ゆっくりと進むものだとは思わなかった。 時計の針は確かに動いているはずなのに、自分の中だけはどこか止まったままのようで、朝が来ても昨日の続きのまま心が動かない日が続いた。 最初の二週間ほどは、ただ…

「寂しさ」という名の時間

妻が旅立って、もうすぐ一か月が経とうとしています。 不思議なもので、日が経つにつれて、あの時の「悲しみ」は少しずつ形を変え、「寂しさ」として胸に広がってきました。 最初の頃は、ただただ涙がこぼれるばかりでしたが、今は、ふとした瞬間に、深いた…

冬の光のなかで、再び火を灯す日を思う

妻が旅立って、まもなく一か月が経とうとしています。 私自身も「心不全」で入院していましたが、主治医の配慮もあり、通常よりも短い10日間で退院させていただきました。 とはいえ、退院後の生活は決して楽なものではなく、体力も気力もまだまだ本調子には…

昭和の終盤から令和へ──高齢化社会と珈琲商売

1980年代、昭和の終盤の日本を振り返ると、60歳代半ばともなると多くの人が社会活動から疎外されていました。 働いても得られるのはわずかな収入だけで、年金や貯えに恵まれた人は穏やかに暮らし、そうでない人は少額の年金と細々とした仕事で生活を支…

高齢化社会と、個人生業店のゆるやかな追い風

かつて、年齢構成がピラミッド型だった時代には、店主の年齢が上がるにつれて、お客さんの数も自然と減っていくのが常だった。 年を重ねることは、商売の終わりを静かに告げる合図のようでもあった。 けれど、今は違う。 高齢化が進んだこの社会では、私の年…

ささやかな記念日から始まった人生の流れ

2005年9月。長く続いた我が家の超貧乏生活に、ようやく一筋の光が差し込み始めた頃のことです。 私たち夫婦は再婚同士。 結婚してからの10年間は、まるで試練の連続でした。 不運が重なり、経済的にも苦しい日々が続きました。 それでも、少しずつ、…

高齢化の街で、違和感なく生きる

数年前まで、仕事を終えるとフィットネスクラブへ直行するのが日課だった。 健康のためという名目ではあったが、汗を流す時間は、心身を整える大切な儀式でもあった。 69歳まで続けていたその習慣は、今思えば、日々の営みの中にささやかな誇りを添えてく…

エカワ珈琲店の爺さんがコーヒー豆自家焙煎店商売を続けている理由

2年前(2023年)の夏、妻(エカワ珈琲店の婆さん)の健康状態は芳しくなくて春に病院で2週間入院を経験していますが、それでも夫婦二人で仕事を切り回しているコーヒー豆自家焙煎店でした。 去年(2024年)の夏、妻は入院していて、コーヒー豆自家焙煎店…

ただ今73歳、今年の秋には74歳になるのですが、もちろん「生涯現役」で働き続けます。

小生(エカワ珈琲店の店主)、ただ今73歳で今年の秋には74歳になります。 介護保険料を差し引かれて2か月に一度、「15万数千円」の公的年金を受け取っています。1か月で計算すると、7万数千円になります。 当然、公的年金の収入だけで暮らして行くの…

あと1年と半年で後期高齢者、年寄りが考える高齢化社会

小生(エカワ珈琲店の店主でこのブログの管理人)、あと1年と半年で後期高齢者の仲間入りをする年寄りです。 年寄りですが、自分の事を老人とは思っていません。というよりも、好きなコトを仕事にして、その稼ぎで食べて行けるわけですから、老人では無いと思…

年金だけでは食べて行けない70歳、高齢の自営業者の今日この頃

小生(エカワ珈琲店の店主)は69歳(今年の秋には70歳になります)で公的年金(主に国民年金です)を受給していますが、連れ合いは60歳(今年の秋に61歳になります)ですから、公的年金の受給まで5年近くあります。 厚生年金加入期間が15年未満ですから、…