古希3ブログ

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体験的高齢者フリーランスのすすめ、年老いた珈琲豆焙煎屋の体験談

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ある程度の規模を持つ組織で勤めていると、誰もが、年老いた珈琲豆焙煎屋の世代では脱サラ、2021年の現在ならセミリタイアを夢見るとことがあると思います。

脱サラでもセミリタイアでも、誰かに雇われている境遇から脱出して、フリーランス(個人事業主、自営業者)に転身することを意味しています。

ある程度の規模を持つ組織で勤めている誰もが、フリーランス(個人事業主、自営業者)で働くことが魅力的に見える時期があると思います。

 

フリーランス(個人事業主、自営業者)で働くという事は、ある人には、現状から逃避するための理想の仕事(職場)だったり、また、ある人には、自分の人生を変えてくれる新しい仕事に見えたりするわけです。

年老いた珈琲豆焙煎屋は、40歳を目前にして脱サラしたわけですが、一応、夢を求めて人生を変えるための脱サラでした。

30代や40代前半の企業や役所などの組織で働いている人たちがフリーランス(個人事業主、自営業者)を選択するのは、そのような理由からだと思います。

 

しかし、企業や役所に勤めていて、定年退職年齢に到達している50代後半から60代前半の勤め人(サラリーマン、サラリーウーマン)の場合、再就職先としてフリーランス(個人事業主、自営業者)を選択する理由は、40歳を目前に脱サラした年老いた珈琲豆焙煎屋などとは事情が異なっているはずです。

キャリアとスキルを積み重ねて来た仕事を定年退職でリタイアしても、まだまだ元気ですから働けます。それに、働かなければ身体と時間を持て余します。

そのような訳で、60代の高齢者で、第2の職場(仕事)としてフリーランス(個人事業主、自営業者)を選択する人が増えているようです。

 

定年退職した高齢者ですが、高齢になればなるほど仕事探しの条件が悪くなるのが一般的です。

若い頃からキャリアとスキルを積み重ねて来て、今更、条件の悪い仕事に就くのを良しとしない人たちも大勢いると思います。

今後、第2の職場(第2の仕事)や第3の職場(第3の仕事)に、フリーランス(個人事業主、自営業者)という仕事を選択する60代以上の高齢者が増えて行くような気がします。

 

フリーランス(個人事業主、自営業者)を選択するという事は、起業するということです。しかし、起業と言っても色々な起業があるわけです。

65歳以上の高齢者の起業は、冒険やリスクは極力避けて、儲ける事よりも楽しむことのできる仕事を選択するのが理想だと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

残された人生の時間の関係から、事業規模拡大などを考えるのはご法度だと思います。

公的年金という定期的に確実に入って来る収入があるわけですから、赤字を出さずに食べて行く程度を稼げる仕事を、これまでのキャリアを活用して、あるいは、これまでの人生経験を活用して、できれば自宅を拠点にする初期投資を極力抑えるビジネスを考えればよいわけです。

 

年老いた珈琲豆焙煎屋は、40歳目前で脱サラして、零細小規模な自家焙煎コーヒー豆小売業を、もう彼此30年営んでいます。

脱サラした頃は、事業規模拡大という夢も持っていましたが、商才が無く、50歳を過ぎた頃から、セミリタイア的な気楽な商売をしています。

パパママ経営ですが、食べて行くのに不自由しないくらいは稼げていて、細々とですが、30年間も商売を続けることができています。

 

パパママ経営で細々とですが、何故、30年間も自家焙煎コーヒー豆小売ビジネスを続けてこれたのかと考えると、その答えは、セミリタイア的に気楽な商売をしているからという結論に到達します。

www.ekawacoffee.work

年老いた珈琲豆焙煎屋は、仕事も趣味も特技も『珈琲』です。

その『珈琲』の仕事ですが、セリタイア的な商売をしているので、高齢になっても働くことができて、大好きな『珈琲』で生活の糧を得ることができている現在の生活に、相当な満足感を覚えている今日この頃です。