エカワ珈琲店の出来事

主に、エカワ珈琲店の日常の物語をお届けしています。

パパママストアー

2016年から2021年― エカワ珈琲店店主の記録、商売の揺り戻し

2016年から2018年の夏頃までは、私にとって試練の連続だった。 連れ合いの体調不良と入院、二匹の愛猫の病院通い、そして私自身の不調。 当時は神経痛だと思っていたが、いま振り返れば心不全の初期症状だったのかもしれない。 そんな状態では、商売…

サラリーマンと自営業 ― エカワ珈琲店店主の回想、2015年まで

二十代、三十代の私は、ごく普通のサラリーマンだった。 公務員として働き、収入も待遇も、世間一般の「平均的な暮らし」の中にいたと思う。 だが三十代後半、私はその道を離れた。 年功序列の果実を受け取る前に、組織の空気に馴染めず、脱サラしてしまった…

年金だけでは食べて行けない、でも――健康なら働いて暮らしていける

2022年の春、エカワ家の家計支出は毎月33万円ほどだった。 「大雑把な暮らし」と自分で言いながらも、夫婦ふたりで営む小さなコーヒー豆自家焙煎店の生活は、どこかのんびりしていて、どこか張りつめてもいた。 当時の私は70歳。公的年金は月に8万…

大きな組織の仕事、小さな組織の仕事、パパママストアーの復活

20世紀中頃から21世紀の初めころにかけては、パパママストアー苦難の時代でした。 令和の今、パパママストアーにも、幾筋かの光が見えて来ています。

商売には適正規模がある、零細生業商売を快適に営むための適正規模とは

空想映画の世界では、大型自動車と同じ大きさのアリが登場することもありますが、現実の世界では、大型自動車と同じ大きさのアリは存在しません。 経済物理学という学問領域があって、そこでは、ビジネス規模が大きいか小さいか、適正規模かそうでないかを考…