エカワ珈琲店の店主(このブログの管理人)は、30数年前、公務員を脱サラして、家業の自家焙煎コーヒー豆小売専門店(エカワ珈琲店)を引継ぎました。
家業といっても、母親が一人で営んでいる零細な生業商売です。
公務員時代は、担当の仕事が決まっていて、その仕事にだけ集中していれば良かったわけです。
あれもこれもでは無くて、狭い範囲の特定の仕事にだけ精通していれば良かったわけです。
30数年前のエカワ珈琲店も、今のエカワ珈琲店と同じで零細生業のパパママストアー(個人商店)です。
30数年前はパパママストアーで、2025年の今はジジババストアーですが、30数年間、零細生業のパパママストアー(ジジババストアー)商売を続けています。
パパママストアーが30数年間も生き残っているのは、奇跡的な出来事なのかもしれません。
「コーヒー豆自家焙煎店」という商売は、パパママストアーに最適な商売なのかもしれません。
零細生業のコーヒー豆自家焙煎店「エカワ珈琲店」を引き継いで自営業者(フリーランス)となってからは、「商売に関する何もかも」が自分の仕事となりました。
エカワ珈琲店の店主(筆者)は、家業の珈琲屋(コーヒー豆自家焙煎店)を引き継ぐまでは、大きな組織で働いているサラリーマンでした。
大きな組織と小さな自営業者とでは、仕事の在り方が違っているのだという事を理解するのに、何年間かの年月が必要だったのを覚えています。
2025年の今、業績好調の大企業(大きな組織)でもリストラが行われています。
技術の進化や社会経済環境の変化が原因で、大きな組織の雇用が減少傾向にあるのかもしれません。
大きな組織の雇用が減少して行くのなら、これからの雇用(or仕事)は小さな組織に依存するしか無いだろうと思っています。
20世紀の中頃以降の日本では、資本主義が発展して行けばパパママストアーの仕事が無くなってしまうと考えられていました。
現実に、商店街のシャッター商店街化が進行して、パパママストアーの店舗数が減少して来ました。
しかし、2010年前後の頃を境目として、パパママストアーでも成り立つ仕事が増え始めていて、新しい商形態のパパママストアーが登場して来ています。
「パパママストアー消滅」の物語は、今は昔の物語になりつつあるような気がしています。
20世紀中頃から21世紀の初めころにかけては、パパママストアー苦難の時代でした。
令和の今(2025年)、パパママストアーにも、幾筋かの光が見えて来ています。
管理人は、零細生業ジジババストアーのコーヒー豆自家焙煎店「エカワ珈琲店」の店主です。
我がエカワ珈琲店ですが、時代の最先端を走っているのかもしれないと考え始めていて、「零細生業ジジババ店のマーケティング」を駆使して、老骨に鞭打ってコーヒー豆自家焙煎店の商売を続けています。