街の零細生業店の経営者は、「自営業者=自己雇用者=フリーランス」という等式が成り立つ存在だと考えます。
そして、街の零細生業店の経営者は、20年も30年も商売を続けていられるのに、何故、いつまでも零細生業店のままなのかというと、答えは簡単で、『経営能力(マネージメント能力)』が不足しているからだと思います。
経営者では無くて自分で自分を雇用している自己雇用者、それがフリーランスだと年老いた珈琲豆焙煎屋は定義しています。
年老いた珈琲豆焙煎屋が店主をしている和歌山市の自家焙煎コーヒー豆小売専門店「エカワ珈琲店」などはその典型です。
和歌山市の自家焙煎コーヒー豆小売専門店「エカワ珈琲店」は、今年(2021年)の秋70歳になるのパパと、アラカンのママ2人だけで細々と営んでいる零細生業の自営業者です。
経営者のパパとママは、経営能力(マネージメント能力)の不足を自覚していて、過去に何度も経営能力アップに挑戦したわけですが、全く無駄な試みでした。
考えてみれば、パパは脱サラですが、脱サラとした理由の一つとして、マネージメント能力の不足があったわけですから。
経営能力に劣るわけですから、無理をすれば身の破滅が待っています。ですから、意識して零細生業パパママ規模の商売に徹しているわけです。
零細生業パパママ規模の自営業者であっても、誰かに雇われているのでなければ、行政的には、大企業や中小企業の経営者と同じ事業経営者に分類されます。しかし、実態は賃金労働者に近い働き方をしている自己雇用者(自分で自分を雇用している労働者)だと考えます。
ちなみに、食べて行くために自分で自分を雇用している労働者(自己雇用者)の人数ですが、低所得の国で多くなっていて、中所得の国になると減少して行きます。
そして、高所得の国になると再び増加するという傾向があるみたいです。
日本は減少傾向にあるのですが、アメリカやヨーロッパでは増加傾向を示しているようです。
日本がまだ低所得の国だった1955年(昭和30年)頃、全事業者数の25%が自営業者(自己雇用者)だったということですが、21世紀の現在では1割を割っているということですから、日本の場合は中所得の国なんだろうと思います。
で、中所得の国『日本』で、自己雇用者(生業商売)が事業を継続して行く方法を愚考してみました。
日本が、数十年前の低所得の国に逆戻りするとは考えられないわけで、低所得の国でのみ通用する商法を自営業者(フリーランス/自己雇用者)が採用したとしても、経営は成り立たないと思います。
ですから、答えは一つで、高所得の国の自己雇用者(生業商売)を徹底的に研究して、徹底的に真似るのが一番手っ取り早い方法だと考えています。
それが、年老いた珈琲豆焙煎屋の考える『自己雇用者(生業商売)生存の法則』です。
おそらく、これからの日本ですが、高所得の国の雇用形態に近づいて行くと思いますから。
ということで、少しだけ、零細生業パパママ経営の自家焙煎コーヒー豆小売専門店「エカワ珈琲店」のPRをさせて頂きます。
零細生業パパママ店ですが、アマゾンに自家焙煎コーヒー豆を出品しています。よろしければ・・・。