年金だけでは食べて行けない年老いた珈琲豆焙煎屋の残日録

来年の秋に70歳になります。それなりの人生経験を積んで来ています。主に、その人生経験を基にした記事を作成しています。

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68歳の高齢者が、10月1日の国際高齢者デーと高齢化社会について考えてみました

「年金だけで食べて行けない高齢者」、それが下流老人の定義だとされています。

もうすぐ68歳になる年老いた珈琲豆焙煎屋の親父は、すでに公的年金を満額受給している「年金だけでは食べて行けない高齢者」です。しかし、零細生業パパママ商売を営む自営業者ですから、自由度の高い柔軟な働き方が出来て、公的年金プラスアルファーの生活の糧を得ることが出来ているので、本人は下流老人だとは考えていません。

 

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International Day of Older Persons 1 Octoberから引用

68歳の高齢者ですが

65歳前後で定年となるサラリーマンはともかく、エカワ珈琲店の店主は独立自営の個人事業主ですから、それに仕事に熟練しているので、もうすぐ70歳(2019年の秋は68歳)といっても、若い人のようには働けないかもしれませんが、まだまだ食べて行くくらいは自力で稼ぎ続ける自信があります。 

現在のところ、上流老人とはいきませんが、中流老人くらいの暮らしは維持できています。でも、年金だけでは食べて行けないので、いつ老後破綻の憂き目を見るかわかりません。それに対する準備は全く出来ていないので、惨めな老後に対する恐怖感を常に持っています。

ということで、もう少し老いた時の事を考えて、人生の蓄積に励んで置くべきだったと後悔しています。でも、後悔して嘆いていても何も好転しないので、少しでも残りの人生のための蓄積を作っておこうと日々精進している今日この頃です。

何はともあれ、健康で仕事があって働き続けられる事に感謝している次第です。

 

国際高齢者デー(International Day of Older Persons )

毎年、9月の第3月曜日は「敬老の日」で祝日です。敬老の日は、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」国民の祝日だとされています。

日本だけでなくて、世界的に社会の高齢化が進行しているという話を聞きます。そして、その社会の高齢化に伴う社会構造の変化を後押しする記念日が、国連が定めた国際高齢者デー(International Day of Older Persons )だと説明されています。

国連は、毎年10月1日を国際高齢者デー/International Day of Older Persons と定めいます。

国際高齢者デーは、敬老の日と同じ性質の記念日だと思い込んでいたのですが、Wikipedia/国際高齢者デーの説明を読んで、ちょっと異なった性質の記念日だと考えるようになりました。 

1991年から国際連合加盟国が定める国際デー。毎年10月1日。高齢者の権利や高齢者虐待撤廃などの意識向上を目的としている。・・・・・

北米では1978年から9月第2日曜日をナショナル・グランドペアレンツ・デーがあり、日本では9月第3月曜日に敬老の日という独自のホリデーがある

 

高齢者の変遷 

半世紀前、60歳の還暦を迎えると、一部の人を除いて社会の第一線からは排除されてしまって、働いても僅かな収入を得ることができるだけでした。

年金で暮らせる高齢者は僅かだったので、大半の高齢者は働いて日々の暮らしの糧を得るか、家族の世話になって暮らしていました。

30数年前、30代前半だった年老いた珈琲豆焙煎屋は、 還暦を迎えた60歳代の人たちが、よぼよぼしていて時代への適応力を欠いているように見えていました。しかし、1980年代から1990年代前半頃の日本の黄金時代、惨めな老後生活を心配する高齢者は、それほど多くは居なかったと思います。

数年前、還暦を迎えた頃の年老いた珈琲豆焙煎屋は、30数年前、30代前半だった頃、60歳代の高齢者を見て感じたほどには体力・知力・時代への適応力の何れにおいても劣化していないと感じていました。

年老いた珈琲豆焙煎屋は、この秋に68歳となります。60歳で還暦を迎えた頃と比べれば、身体能力が低下しているので40歳代・50歳代の頃のような働き方はできません。しかし、珈琲豆焙煎屋の仕事には熟練しているので、健康で働くことができれば食べるに困ることは無いと自負しています。

 

働かなくても食べて行ける高齢者は少数

半世紀前の日本、30年前の日本、2010年代中頃以降の日本とでは、日本人の平均年齢が異なっています。

現在の日本人の平均年齢は40歳代後半ですから、日本人の半数以上は公的年金受給額が気になるシニア予備軍か、公的年金をすでに受給しているシニアで構成されているのだと思います。

年老いた珈琲豆焙煎屋は、年金だけでは食べて行けないので働いて稼いでいます。しかし、現在日本の人口構成を考えれば、これから将来に渡って公的年金と不労所得と貯えだけで悠々自適の暮らしができる高齢者(上流老人)は、それほど多くいるとは思えません。

高齢化が進んで高齢者が増え続けているわけですから、高齢者全員の生活を公的年金や生活保護でカバーできるだけの国力があるとも思えません。

 

人生の蓄積が上流老人・中流老人・下流老人を分けている 

公的年金と貯えと不労所得で悠々自適の暮らしができる上流老人、公的年金と貯えだけで何とか暮らして行ける中流老人、公的年金だけで暮らして行けなくて貯えも不労所得も無い下流老人、それに老後破綻と、高齢者世代の中での経済格差が拡大しています。

これまでの人生の蓄積が反映ているのが高齢者世代の中での経済格差ですから、今流行りの『自己責任』と言えるのかもしれません。しかし、人生の負の部分を清算するのに使える残り時間や身体的能力・適応能力が低下しているのが高齢者の特徴です。

それに、人生の蓄積は、その人の人生の「運・不運」に左右される面が多々あります。

高齢者の経済格差は、生活環境・労働環境・性別・社会経済的な地位・健康・収入などの要因が蓄積された不利益を反映しているわけですから、100%自己責任とするのは年老いた珈琲豆焙煎屋のような裕福で無い高齢者には酷だと考えています。

 

高齢者世代間経済格差は社会全体の経済にも影響を与える

高齢者世代間の経済格差ですが、これまでの人生の蓄積が反映されているわけですから、それは自己責任なのかもしれません。

しかし、高齢者の経済格差は、労働環境・生活環境・性別・社会経済的な地位・健康・収入などの不利益要因の蓄積も反映しているので、100%自己責任として解決できる問題だとも思えません。

社会の人口高齢化が進行しているわけですから、高齢者世代間の経済格差があまりにも大きくなりすぎると、それが世代を超えて相互作用して、国全体の経済に悪影響を及ぼす可能性が高いと考えます。

68歳になる年老いた珈琲豆焙煎屋は、零細生業商売を30年に渡って続けていて、高齢者のお客様と日々接しているので、そのような可能性が高いと考えているわけです。

 

年齢平等への旅 

国際高齢者デー2019のテーマは、「年齢平等への旅」だとされています。 

高齢者の社会参加(社会的・経済的・政治的な参加)を積極的に促進するとともに、高齢者に「平等な機会を確保をして、結果の不平等を減らす」ことをテーマとしているようです。

10月1日の国際高齢者デーが、高齢者に対するネガティブなストーリーやステレオタイプな捉え方が変更される切っ掛けとなれば幸いです。

 

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