年金だけでは食べて行けない年老いた珈琲豆焙煎屋の残日録

来年の秋に70歳になります。それなりの人生経験を積んで来ています。主に、その人生経験を基にした記事を作成しています。

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昭和32年/流通革命

昭和32年9月、大阪市の京阪本線千林駅前商店街に、後に日本一の小売業者となる『主婦の店ダイエー』がオープンしました。

最初、薬だけの販売でしたが、すぐに食品類も取り扱うようになって、翌年昭和33年の12月には、神戸市に三宮店をオープンします。その後、多店舗化を開始して、またたく間に、小売業で売り上げ日本一になってしまいました。

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wikipediaより引用

 

ダイエーの出現によって、日本にスーパーマーケット時代の幕が開いたわけですが、初期のスーパーマーケットの売り物は、商品の値段の安さでした。

その頃の日本の商品小売は、百貨店や中央商店街の老舗を頂点に、その下に地域商店街の商店が存在するという、ピラミッドを形成していました。

 

お金持ちは百貨店や中央商店街の老舗商店で、それ以外の層は地域商店街の店で、それぞれの懐具合に応じて買い物をしていました。

商店の側からすれば、商品を並べて置きさえすれば飛ぶように売れた時代で、売り手優位の時代でした。そして、商品の大量生産・大量販売時代が始まる、少し前の時代でした。

 

その流通秩序に挑戦したのが、ダイエーを始めとするスーパーマーケット業界だったのだと思います。そして、その挑戦が、時代の流れと偶然に一致することとなって、瞬く間にスーパーマーケットが、商品流通の世界を制覇してしまったのだと、理解しています。
 
ダイエーのチェーン化の時期と、高度経済成長による大量生産の時代が、ちょうど重なっていたのだと思います。
力づくの商売ではなくて、薄利多売という、当時としては革新的な技術を駆使していたので、ダイエー以外にも、たくさんのスーパーマーケット企業が誕生できたのだと思います。

 

価格破壊 (角川文庫)

価格破壊 (角川文庫)

 

価格破壊は、 一代で巨大流通グループダイエーを作り上げた中内功さんの半生を描いた、城山三郎さの傑作ビジネス小説です。1980年代の中頃、読んだ記憶があります。

   

(注目)この記事は、2007年9月9日に書いた記事です。 私のブログ歴は相当に長くて、2005年にgooブログで開始して、その後、2010年頃にはてなダイアリー(有料)に移って、はてなブログの登場に合わせてはてなブログPROを使うようになりました。「昭和32年/流通革命」は、2007年9月のgooブログの時に初めてエントリーした記事です。