年金だけでは食べて行けない年老いた珈琲豆焙煎屋の残日録

来年の秋に70歳になります。それなりの人生経験を積んで来ています。主に、その人生経験を基にした記事を作成しています。

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高齢者が働き続ける社会、それが高齢化社会だと考えています

高齢者が多数集まる商店街があります。その商店街には、高齢者向けのイベントを常時開催しているわけでもないのに、次から次と高齢者が商店街に集まってきます。

その商店街にやって来ることで、何か心が癒されるものがあるのだと思います。それは何かというと、商店街の店舗構成と、店舗スタッフの年齢構成だと思います。 

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巣鴨商店街のHPより引用

その商店街の店舗は、昔から慣れ親しんだ感じの商品構成と作りで、店舗スタッフは、お客さんである高齢者とそれほど年齢差がありません。ほぼ同世代です。

人とふれあい、そして癒しを求めるとするならば、趣味的なふれあいなら年齢差を問題としないのですが、一般的な日常生活でのふれあいは年齢差が問題になります。

あまりにも年齢が離れていれば、言葉が通じなくなってしまいます。

 

というような事を考えていて、来年(2020年)の秋には70歳になる自分の年齢を思いだしました。

サラリーマンとちがって、商売人には定年はありません。だけど、店主が高齢になって来ると、どうしてもお客さんとの年齢差の関係から、お客さんの数が減少して商売は衰退して行くと考えられています。

そのような理由で、生業店の店主が高齢になって行くと、商売も縮んで行くと考えられていました。20世紀の日本は、間違いなくそうだったと思います。

 

しかし、現在(2020年)は高齢化社会です。

年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦は、自家焙煎コーヒー豆小売専門店を2人だけで営んでいます。零細パパママ経営の生業商売ですが、商売の縮みをほとんど感じていません。

今の60代・70代、それに80代の前半くらいまでの高齢者は、みんな元気です。まだ、働いて稼ぎ続けている人もたくさんいます。それにプラスして、好奇心の強い若いお客さんもやって来てくれます。

 

年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦は、傍目には気楽にダラダラ働いているように見えるかもしれませんが、当人たちは「真剣、真面目に働いている」つもりです。

その証拠に、高齢者夫婦が営んでいる生業商売ですが、お客さんの数は減少していません。というよりも、最近(2020年)、増加傾向を示しています。

 

考えてみれば、この現象は、今後、生業商売の世界だけでなくて、全ての分野で現れてくる現象だと思います。

「とんかつ屋の悲劇」という話があります。高齢者夫婦が営んでいる街で人気の「とんかつ屋」さんが、後継者がいなくてある日突然廃業するという話で、外食チェーン店の幹部の人たちは、その現象を「とんかつ屋の悲劇」と表現しているという話です。

 

これからの日本ですが、「とんかつ屋の悲劇」に登場するタイプの高齢者が営む生業商売が、次から次へと登場してくる可能性が高いと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。 それが、高齢化社会だと思います。

その気になれば、高齢者の商売人(自営業者、フリーランス)にも、それなりのビジネスチャンスが存在しているような気がします。