70歳、年老いた珈琲豆焙煎屋の残日録

古希を迎えている年金だけでは食べて行けない高齢者が、高齢者の話題を発信しているニュースレターのつもりです

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零細生業商売人心得、「貧乏なのに忙しい」よりも「暇だから貧乏」のほうがリスクが小さい

地方都市(和歌山市)のビジネス街に住居兼店舗を構えているので、お手軽価格で種々雑多好みのお昼ご飯を選択できる環境で暮らしています。

近くのコンビニエンスストアーやお弁当屋さん、和歌山県庁内の食堂に買いに行けば、390円くらいからお弁当が売られています。

近くの飲食店でも、数百円~1000円くらいでお昼ご飯を食べることができます。

昭和の時代、ビジネス街のお昼ご飯需要を満たしていたのは、ビジネス街の飲食店・喫茶店です。

平成に入ってからは、ビジネス街の「おひるご飯需要」を担う業種の境界が曖昧になって来て、それが令和でも続いています。

 

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ビジネス街のお昼ご飯需争奪戦ですが、ますますエスカレートして行く気配が漂っていて、価格競争が行き着くところまで行き着いているので、それ以外の差別化を模索しなければならない時代になっているのだと思います。

ということは、零細生業パパママ店が、地方都市(和歌山市)のビジネス街のお昼ご飯市場ターゲットにして商売を営んでも、忙しく働いてもお金に追いかけられる、「貧乏なのに忙しい」商売になってしまう可能性が高いと思います。

 

年老いた珈琲豆焙煎屋は、和歌山県庁の近くで自家焙煎コーヒー豆小売店を夫婦2人だけで細々と営んでいます。店舗は住居と兼用で持ち家、商売の規模は零細生業です。

その立地です。昭和の頃、ビシネス街の喫茶店が成り立っていた立地ですから、ビジネス街の「お昼ご飯需要」を狙った商売が可能な立地です。

実際に、1990年代の後半、数か月間でしたが、地方の町のビジネス街の「お昼ご飯市場」をターゲットとして、大衆食堂的な喫茶店を営んだことがあります。

 

繁盛したのですが、「貧乏暇なし」の状態になってしまって、ほとんど利益を生むこと無く、その頃、自家焙煎コーヒー豆配達商売が順調に推移していたので、馬鹿馬鹿しくなってしまって、僅か数か月間で喫茶店商売から撤退した履歴を持っています。

その時、学んだ教訓が、「貧乏なのに忙しい」よりも、「暇だから貧乏」のほうがリスクが小さいということです。

 

商売が忙しければ、それなりに必要経費が増えて行きます。しかし、商売が暇なら必要経費は増えません。

「貧乏暇なし」の場合、経費の増加分を借入に依存するしか無いと思いますが、幾ら商売が繁盛していてもほとんど利益が無いわけですから、借金返済に四苦八苦することになります。何かの事情で、売上が少しでも減少すれば、即、資金繰りに困ります。

零細生業商売の経営者は、同じ『貧乏』なら、「貧乏なのに忙しい」よりも「暇だから貧乏」を選択するのが鉄則だと思います。

 

年老いた珈琲豆焙煎屋ですが、商売人のサガなのだと思いますが、何度も何度も「貧乏なのに忙しい」商売を選択しては、失敗して反省して、「暇だから貧乏」に方針転換するのを何度も何度も繰り返して来ました。

その結果として、還暦近くの年齢になるまで、お金に追いかけられる生活が続きました。

それから10年、今年(2021年)の秋には70歳になります。ほぼ、お金に追いかけられる生活からは脱出できています。

焦らずに「暇だから貧乏」の商売を我慢して続けることができていたら、もっと早く、「お金に追われる生活から脱出できていたかもしれない」という後悔の念を持っています。