70歳、年老いた珈琲豆焙煎屋の残日録

古希を迎えている年金だけでは食べて行けない高齢者が、高齢者の話題を発信しているニュースレターのつもりです

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「努力しないで出世する方法」の主人公もハウトゥー本を読んで努力していた

「努力しないで出世する方法」の映画でも、主人公は出世するためのハウツー本を参考にして、出世するための努力をしていました。

物語の世界でなら、オーディションを受けなくても、俳優養成所に通わなくても、偶然の出会いがあれば簡単に俳優になることができます。

物語の世界でなら、新しくて素晴らしい商品・サービスが登場すれば、ほとんど努力しなくても簡単に売れて行きます。

物語の世界でなら、ちょっとした頑張りだけでとんとん拍子に大学スポーツチームのヒーローになることもできます。

 

でも、現実の世界は、物語の中の世界ように簡単に物事は進行してくれません。

ほとんど努力らしい努力もしないで、ほとんど困難らしい困難に遭遇することもなくて、俳優や実業家や芸術家やスポーツ選手として成功できるのだとしたら、その人は、俳優や実業家や芸術家やスポーツ選手の仕事を選択していなかったかもしれません。
 
何も困難を感じること無く、どのような障害物も存在すること無く、そして、どのような努力も必要としないのなら、「達成感」を感じることができません。

「達成感」を感じることができなければ、それまで費やして来た時間と労力が無駄になったと感じる可能性が高くなります。

 

物語の世界での出来事は、持続不可能な世界での出来事だと昭和生まれの老人は考えています。

物事を成すにあたっての困難や障害物は、物事を成し遂げた後に感じる達成感の必要不可欠な要素ですから、私たちにとって歓迎すべきものなのだと思います。

時間と労力を費やして困難や障害を克服することで、人は初めて「達成感」を感じることができるのだと思います。

 

人は、仕事に困難な部分が存在しているから、仕事を楽しむことができるのだと思います。そして、その仕事を楽しむことができるから、その仕事を続けていけるのだと思います。

物語の世界と違って現実の世界では、物事が自分に都合の良いようには進行してくれません。だから、面白いわけです。

都合の良いようには進行してくれないので、俳優や芸術家や実業家やスポーツ選手や田舎の珈琲豆焙煎屋は、自分の仕事を続けているのだと思います。

 

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ちなみに、「努力しないで出世する方法」は、偶然に「努力しないで出世する方法」というハウトゥー本を読んだビル清掃員の男性が、本の教えに従うことでトントン拍子に出世して行くというストーリーの映画だったと思います。

そう言えば、植木等さん主演の東宝映画で、オリピック候補だった主人公が、ケガをしてオリンピック選手の夢破れて故郷に帰って、ご先祖の出世覚え書きをみつけて、その覚え書きの教えに従うことでトントン拍子に出世して行くというストーリーの映画があったのを覚えています。タイトルは「日本一のほら吹き男」だったと記憶しています。

 

ちなみに、「努力しないで出世する方法」も、「日本一のホラ吹き男」も、人の倍働けば、誰もがそれなりの収入を得ることができた昭和の高度経済成長の頃の映画です。