エカワ珈琲店の出来事

主に、エカワ珈琲店の日常の物語をお届けしています。

小説コーヒーの歴史、コーヒーが世界をめぐる時 電子書籍版

 

電子書籍『小説コーヒーの歴史』を出版しました!

2026年3月31日、キンドルで新しい電子書籍『小説コーヒーの歴史』をセルフ出版しました!

キンドルの販売ページには「要約」だけ載せていますが、この『エカワ珈琲店の出来事』では、「要約」と「目次」を載せています。

 

なお、「小説コーヒーの歴史」については、ペーパーパック版の発行も予定しています。

なかなか出版までの工程が難しく、出版にこぎつけるのにもう少し時間が必要だと思っています。

 

 

「小説コーヒーの歴史、コーヒーが世界をめぐる時」の要約

この小説『小説コーヒーの歴史「コーヒーが世界を巡るとき」』は、和歌山の「自家焙煎エカワ珈琲」を舞台に、店主・江川(マスター)が常連の青年ユウトに“コーヒーが世界へ広がった道のり”を語って聞かせる連作形式の物語です。

章ごとに時代と土地が移り変わり、コーヒーがアビシニア(起源)→アラビア(祈りの飲み物)→ヴェネチア(欧州へ)→ローマ(受容)→ロンドン(知の社交場)→新大陸(独立と社会)→ジャワ(栽培と貿易)→フランス王宮(苗木の伝播)→カリブ・南米(世界最大の産地へ)→出島・黒船・明治の喫茶店(日本へ)と渡っていく歴史を、人々の小さな決断や出会いのドラマとして描いています。


プロローグと第1章とエピローグでは現代の店に戻り、ユウトは歴史の旅をレポートにまとめ終え、やがて「自分の店を持ちたい」という夢を語ります。

江川はそれを励まし、コーヒーの旅は「次は君の番だ」と背中を押します。

全体を通して、コーヒーは単なる飲み物ではなく、交易・信仰・政治・革命・夢を運ぶ媒介として描かれ、最後に残るのは「誰かと向き合って飲んだ一杯の記憶」だ、というメッセージで締めくくられています。

 

 

 

「小説コーヒーの歴史、コーヒーが世界をめぐる時」の目次

プロローグ:雨上がりの香り

第1章:一杯の向こうに

第2章:赤い実の目覚め

第3章:祈りの香り、海を越えて

第4章:黒い宝、海を渡る

第5章:黒き杯、白き祝福

第6章:ペニー大学の窓辺で

第7章:新世界の香り―ヴァージニアの朝とニューヨークの夜

第8章:新世界の香り―カフェ・アムステルダムの灯り

第9章:自由の一杯

第10章:緑の密命

第11章:緑の温室、静寂のなかで

第12章:太陽王と緑の贈り物

第13章:七粒の命、ひとつの夢

第14章:七つの海を越えて

第15章:焦げくさき異国の一杯

第16章:黒船と黒き香り

第17章:可否茶館、夢の扉をひらく

エピローグ:カップの底に残るもの