
エカワ珈琲店は、いわゆるパパママストアー、いや、最近ではジジババストアーと呼ばれるかもしれません。
そんな小さなコーヒー豆自家焙煎店ですが、30数年にわたって、自家焙煎のコーヒー豆(クラフトコーヒー)を手渡しでお客様に届けてきました。
エカワ珈琲店の商いは、いわゆるDtoC(Direct to Consumer)という形。
つまり、焙煎したての自家焙煎コーヒー豆を、直接お客様にお渡しするという、昔ながらのやり方です。
大量生産や自動化とは無縁の、手のひらの温もりが伝わるような仕事を、日々積み重ねています。
ハンドピックという「手間」を惜しまない理由
焙煎したコーヒー豆を、ひと粒ひと粒、目で見て、手で選り分ける——これが、私たちの「ハンドピック」です。
欠点豆を取り除くこの作業は、味わいの輪郭を整えるうえで欠かせない工程です。
20年前くらいまでは時間も手間もかかっていましたが、今(2025年)はスペシャルティーコーヒーの時代ですから、昔のようなハンドピックは必要ありません。
しかし、それなりに手間のかかる作業ですが、小さなコーヒー豆自家焙煎店だからこそできる、いや、小さなコーヒー豆自家焙煎店だからこそ「やるべき」仕事だと考えています。
鮮度と量り売りのこだわり
エカワ珈琲店では、焙煎した豆をタッパーウェアに保管し、熟成を兼ねて最長2週間ほど寝かせます。(ほとんどの自家焙煎コーヒー豆は、焙煎日から10日以内に売れてしまいます)
そして、お客様のご要望に応じて、100g単位、200g単位で量り売りしています。
袋詰めも、もちろん手作業です。
無菌室もなければ、自動包装機もありません。
でも、そのぶん、豆の状態を五感で確かめながら、お客様の顔を思い浮かべて袋に詰めています。
熱湯で淹れることを前提に
エカワ珈琲店のクラフトコーヒー(自家焙煎コーヒー豆)は、90度以上の熱湯で丁寧に淹れていただくことを前提にしています。
そうすることで、食品としての安全性も確保できると考えています。
最近はコールドブリューコーヒー(水出しコーヒー)も人気ですが、エカワ珈琲店の自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)はその用途には向いていません。
熱湯で抽出することで、焙煎コーヒー豆の持つ香りやコク、そして職人の手仕事の跡までも、しっかりと味わっていただけると思っています。
手間暇かけた「手仕事」
大量生産ではなく、手間と時間をかけた「手仕事」。
それが、エカワ珈琲店のクラフトコーヒー(自家焙煎コーヒー豆)の本質です。
豆の一粒一粒に、エカワ珈琲店の想いと歴史が詰まっています。
どうぞ、熱湯でコーヒーを淹れて、ゆっくりと味わってみてください。


