エカワ珈琲店の出来事

年老いた珈琲豆焙煎屋の日常と仕事の出来事、それと備忘録・雑記帳。

2025年6月、エカワ珈琲店の今日この頃、零細生業ジジババ店は「商いの出来るときにだけ商いに精を出す」

2022年のエカワ珈琲店は、爺さん(エカワ珈琲店の店主)と婆さん(妻)の二人だけで商売を切り回している零細生業ジジババ営業のコーヒー豆自家焙煎店でした。

2023年になると、婆さんの健康状態に異変が生じ始めて、病院のお世話になる事が多くなりました。

エカワ珈琲店は、爺さんがほぼ一人で商売を切り回している零細生業ジジババ商売のコーヒー豆自家焙煎店になって行きました。

 

婆さんの健康状態です。

2023年は、春に10日間、夏に3日間の入院で済みました。

2024年(去年)です。

1月に10日間、2月に15日間入院しましたが、3月、4月、5月、6月は通院先病院の救急外来でお世話になる事も無くて、普通の通院だけで何とか過ごすことができました。

7月は救急車で通院先病院の救急外来に連れて行ってもらって、即入院となって2週間病院で過ごして退院しました。7月半ばから7月末までの入院でした。

 

8月は2週間ほど家で過ごして、再び症状が悪化して救急車で病院に連れて行ってもらって入院、2週間入院して退院したのですが、わずか2日で病院に舞い戻りました。

それから79日間の入院生活の後、11月の半ばに退院したのですが、1週間を家で過ごしただけで再入院となりました。

8日間入院して11月の末日に退院したのですが、症状は芳しく無くて、12月の半分以上は病院に通院するという有様でした。

 

おそらく、家で養生しながら通院で症状を軽く出来るような健康状態では無くて、入院して治療する必要があったのだと思います。

12月30日に救急車で病院に連れて行ってもらって、即入院となって、それから今年(2025年)の5月半ばまでの141日間、婆さんは病院で過ごす事になりました。

 

エカワ珈琲店の婆さんは、去年(2024年)の6月から今年(2025年)の5月末までの1年間のうち、200数十日を病院で過ごしたことになります。

今年(2025年)5月の退院は、症状がある程度安定してからの退院ですから、「またまた入院」という可能性は低いと思っています。

もし「またまた入院」という事になったとしても、1週間から2週間くらいの入院になると思っています。

 

今のところ(2025年6月の時点で)、婆さんの症状は安定しています。

症状は安定しているのですが、介添え・介護なしの日常生活は、まず無理という健康状態になっています。

1週間に3日、隔日の通院が必須になっていて、それ以外に、他の(主たる診療科以外の)診療科で月に2度から3度外来受診をしています。

ですから、少ない週は1週間に3日、多い週は5日、店舗の営業を休んで爺さんが婆さんの通院に付き添っています。

 

ただ今、市役所に身体障害者手帳の交付を申請中で、爺さんの想像なのですが、2級もしくは1級の身体障害者手帳が交付されると思っています。

婆さんの健康状態については、介護・介添え無しで外出できるようになる事はもう無いだろうと思っています。

ですから、それを前提として、婆さんの介護をしながら爺さんが一人で商売を切り回せる範囲内で、零細生業ジジババ商売のコーヒー豆自家焙煎店を営んで行こうと思っています。

 

婆さんの健康状態が悪くなり始めたのは2023年の1月頃からで、それから2年半の間、定休日を増やしたり、営業時間を変更したり、臨時休業を繰り返したりして商売を続けて来ました。

「しばらくの間、休業しようか」と何回か考えたのですが、決断する事が出来ず変則的な営業を続けて来て今(2025年6月)に至っています。

 

爺さんはコーヒーが大好きで、零細生業のコーヒー豆自家焙煎店商売も大好きです。

どうしても、休業する気持ちにはなれません。

変則的な営業形態でコーヒー豆自家焙煎店の商売を続けていても、エカワ珈琲店の場合、赤字になる事が無くて、爺さんが受給している公的年金の2倍くらいの収益を稼いでいます。

 

コーヒー豆を焙煎して、その焙煎したコーヒー豆を売る事が出来る時間さえ確保できれば、相当に変則的な店舗営業をしていても、ある程度の量の自家焙煎コーヒー豆を売りさばくことが出来ると、変則的で勝手気ままな店舗営業を続けて来た結果として、そのように考えるようになっています。

そんなこんなで、零細生業ジジババ店の商売の神髄は、「仕事の出来るときにだけ仕事をして、商いの出来るときにだけ商いをする事」だと確信しているエカワ珈琲店の今日この頃です。

 

(※)エカワ珈琲店の副業です。キンドルで電子書籍をセルフ出版しています。