エカワ珈琲店の老夫婦は二人ともにアイスクリームが大好きで、常に、冷蔵庫の冷凍室にアイスクリームを保存しています。
小生(エカワ珈琲店の店主)、最近(2024年7月頃から)、スーパーマーケットに一人で買い物に行く機会が増えています。
「かき氷のアイス」が好きですから、今年(2024年)の夏は、スーパーのアイスクリームケースで売られている「かき氷のアイス」を頻繁に購入しました。
恥ずかしい話ですが、この年齢になって、アイスクリームの表示に、「ラクトアイス」・「アイスミルク」・「アイスクリーム」・「氷菓」という違いがあると知りました。
小生の購入する「かき氷」のアイスには『氷菓』と表示されています。
それ以外に、「ラクトアイス」・「アイスミルク」・「アイスクリーム」と表示されているアイス商品が売られています。
インターネット検索で調べて、アイスには、乳固形分と乳脂肪分の量によって「ラクトアイス」・「アイスミルク」・「アイスクリーム」・「氷菓」という4種類の表示があるとガッテンしました。
その4種類の中で、「アイスクリーム」・「アイスミルク」・「ラクトアイス」は、アイスクリーム類と呼ばれています。
アイスクリーム類については、「乳及び乳製品の成分規格等に関する命令(乳等命令)」で、「乳又はこれらを原料として製造した食品を加工し、又は主要原料としたものを凍結させたものであって、乳固形分3.0%以上を含むもの(発酵乳を除く)をいう」と定義されています。
エカワ珈琲店流で表現すれば、牛乳や乳製品を原料として製造している食品を加工して凍結させたもので、乳固形分を3.0%以上を含むものという風になります。
乳固形分と乳脂肪分が最も多いのがアイスクリームで、乳固形分が15%以上、うち乳脂肪分が8%以上と決められていて、植物性油脂の添加は認められていません。
味わいは、コクが深くてミルクの風味が豊かだと感じられると言われています。
アイスミルクは、乳固形分10%以上、うち乳脂肪分が3%以上と決められています。
牛乳と同じくらいの乳成分が含まれていて、植物性油脂の添加は認められています。
味わいは、アイスクリームと比べると乳固形分と乳脂肪分が少ないので、あっさりとしているようです。
さらに乳固形分と乳脂肪分が少ないのがラクトアイスで、ミルク感が少なくて淡白な味わいのアイスだと思っています。
乳固形分は3%以上とされていて、植物油脂の添加も認められています。
アイスクリーム類については、「乳及び乳製品の成分規格等に関する命令(乳等命令)」の基準をクリアーしていなければ、「アイスクリーム」・「アイスミルク」・「ラクトアイス」と表示する事が出来ません。
なお、アイスクリーム類には入っていませんが、アイスキャンデーやかき氷など、乳固形分が3%未満のアイスは、食品衛生法の規定に基づく「食品、添加物の規格基準」によって、「氷菓」と規定されています。
エカワ珈琲店の老夫婦ですが、10年くらい前まではアイスクリームが大好きでしたが、2020年代に入ってからは、アイスミルクの方がアイスクリームよりも美味しいと感じるようになっています。
冷蔵庫の冷凍室に保存しているアイスは、2010年代はアイスクリームでしたが、今(2024年)はシャトレーゼのアイスミルク「しぼりたて牛乳アイス」になっています。
人間、若い時と高齢になってからでは、食品の好みも変化するようです。
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