古希3ブログ

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松本清張の天保図録

松本清張=推理小説、年老いた珈琲豆焙煎屋は、この年齢(71歳)になるまで、そのように思い込んでいました。

しかし、作品数は少ないですが、「天保図録」のような大変に面白い時代小説(歴史小説)作品を書いているのを、キンドル・アンリミテッドの会員になって初めて知りました。

 

年老いた珈琲豆焙煎屋がキンドル・アンリミテッドの会員になっていて、「天保図録」がキンドル・アンリミテッドで無料レンタルできるようになっていたので、松本清張の長編時代小説(歴史小説)を読んで、その面白さを堪能できたのだと思います。

無料レンタルできなければ、おそらく、松本清張=推理小説と思い込んでいたわけですから、「天保図録」を読む事も無かったと思います。

 

 

講談社文庫版の「天保図録」は、天保図録1~天保図録5までの全てをキンドル・アンリミテッドの会員なら無料レンタルで読むことができます。

キンドル・アンリミテッドの会員になるなら、下のリンク先を経由して会員になって頂けたら幸いです。

 

1841年から、水野忠邦主導で天保の改革が始まります。

天保の改革は、デフレ経済を作り出して武士階級の生活を豊かにするのが目的の改革ですから、当然の事、この改革によって庶民の生活が苦しくなるので、これも当然の事ですから、庶民の間で不平不満が充満して行きます。

その不平不満を警察力を持って抑えつけたのが、江戸南町奉行で妖怪と呼ばれた鳥居耀蔵です。

 

 

松本清張の時代小説「天保図録」は、この天保の改革の始まりから失敗して終了するまでの過程の出来事を描いている時代小説ですから、この小説を読み終えて、この小説の主人公は「天保」という時代だと年老いた珈琲豆焙煎屋は感じています。

ちなみに、「天保図録」は、昭和37年~昭和39年にかけて週刊朝日に連載された歴史(時代)小説です。

 

大変面白い小説で、1日に1冊ずつ、5日間で5冊を読み終えました。

天保の改革を描いている歴史小説(時代小説)ですから、水野忠邦や鳥居耀蔵などなど、実在の人物が多数登場しているのですが、飯田主水といった旗本退屈男に登場する早乙女主水タイプの架空の人物も登場して物語を盛り上げています。

 

電子書籍ですから、文字の大きさは年老いた珈琲豆焙煎屋のような高齢者(71歳)でも読みやすく、紙の文庫本で読む時のような苦労は感じません。

年老いた珈琲豆焙煎屋は、キンドルのセルフ出版で電子書籍を出版したのを契機として、キンドル・アンリミテッドの会員になったのですが、これからは、読書は電子書籍、それもキンドル・アナリミテッドで十分に用が足りるような気がしています。

 

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