70歳、年老いた珈琲豆焙煎屋の残日録

古希を迎えている年金だけでは食べて行けない高齢者が、高齢者の話題を発信しているニュースレターのつもりです

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商品の値上げから1か月、客数・販売量は減少しても儲けは増えている

「エカワ珈琲店」は、70歳の夫と61歳の妻の2人だけで営んでいる零細生業パパママ店規模の自家焙煎コーヒー豆小売店です。

昔から、高齢者が営んでいる零細生業商売は生産性が低いものと決まっていて、エカワ珈琲店もその例外ではありません。

以前、「もう少し生産性を高くしなければ商売を続けられなくなるよ」と、ある企業の役員をしている同世代の友人に助言されたことがあります。

 

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零細生業パパママ商売の生産性を高くするのにどのような方法があるのだろうかと考えて見ても、販売している商品・サービスの付加価値を高くする(値上げする)方法しか思い当たりません。しかし、それがものすごく難しいわけです。

理由は、商品・サービスの付加価値を高くする(値上げする)ということは、お客さんの選別を意味しています。

零細生業パパママ商売の大半は、常連のお客さんに支えられています。その常連のお客さんに「NO」と言われたら、商品・サービスの付加価値を高くしても(値上げしても)、大幅な客数減少は避けられません。大幅に客数が減少して売上も大幅に減ってしまえば、値上げ前よりも生産性が低下してしまいます。

 

零細生業パパママ商売の生産性を上昇させる目的での値上げは、一か八かの冒険を意味しています。実際に、これまでに何度も、その一か八かの冒険で失敗した経験を持っています。

2021年6月、エカワ珈琲店は、この一か八かの冒険に踏み切りましたが、もしかしたら、今回の値上げは、一か八かの冒険では無かったのかもしれません。

70歳と61歳の高齢者が2人だけで営んでいる零細生業パパママ商売ですから、生産性の低さを我武者羅に働いてカバーするのは体力的に不可能です。

商品・サービスの付加価値を高く(値上げ)できなければ、商売を続けられなくなってしまって「廃業」するしか選択肢が無くなってしまいます。

www.ekawacoffee.xyz

 

「値上げ」して多くのお客さんにそっぽを向かれてしまっても「廃業」の2文字が待っていますが、もう少し生産性の高い商売に移行しなければ、これも「廃業」という2文字が待っています。

どちらにしても「廃業」という2文字が待って居るのなら、上手く事が運べば商売存続が可能な商品・サービスの付加価値を高くする「値上げ(価格改定)」を選択するのは自然の道理だと思います。

残されている人生の時間の少ない、高齢者の営んでいる零細生業商売ですから。

  

で、2021年6月に自家焙煎コーヒー豆の販売価格を値上げして、その結果、どのようになったかです。

2021年5月と売上がほとんど変わらず自家焙煎コーヒー豆販売量が減少しているわけですから、値上げの影響によって少し客数が減っているようです。

しかし、利益(儲け)は、想定以上に増えています。

減少したお客さんの大半は、付加価値をあまり取れていない最低価格帯の商品(自家焙煎コーヒー豆)を買ってくれていたお客さんで、もともと付加価値がある程度高かった商品(自家焙煎コーヒー豆)を買ってくれているお客さんは、値上げしても、値上げ前と同様に何も無かったかのように自家焙煎コーヒー豆を買ってくれています。

 

それが、儲け(利益)が想定以上に増えている理由です。

今回の値上げでは、利益の少ない最低価格帯の商品の値上げ幅を大きくして、ある程度の利益を確保できている価格帯の商品の値上げ幅を小さくしたのが効果を発揮しているような気がします。

まだまだ楽観はできませんが、今回の生産性を上げるための商品・サービスの値上げは、成功するような予感がしています。

これまで、商品・サービスの値上げに伴う失敗経験を何度も味わっているので、今回は、半径2キロメートル以内の地域で新規のお客さんを獲得するべく販促活動に精を出して客数減少に備えていて、これも効果を発揮しているような気がします。

www.ekawacoffee.work