古希3ブログ

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団塊世代とそれに続く世代の老後生活 | 70歳の老人が考える高齢化社会

小生、今年(2020年)の秋に古希を迎えました。

現在の70歳ですが、健康的な食生活、毎日の運動、積極的な社会参加という健康的なライフスタイルが実践することができれば、大体、80代の半ば過ぎくらいまで健康長寿を続けられると予想されています。

 

65歳を超えた高齢者なら誰でも、明日、自分の健康状態がどのように変化するか分からないという不安を持っているはずです。

若い頃、このような不安を持つことは無かったと記憶しています。このタイプの不安ですが、65歳を過ぎたあたりから年齢を重ねるに従って増幅されて来ました。

 

今日をポジィティブに生きていても、明日どうなるか分からないという不安を持っているわけですから、期間の長い計画を作成して、その計画に沿って暮らして行くのはご法度だと考えています。

計画作成の許容期間は半年くらい先まで、長くても1年先くらいまでが限度だろうと考えています。 

国内旅行や海外旅行、コンサートや仲間との各種イベント等々、できれば数か月以内、長くても1年くらいの範囲内で計画する(予定をたてる)必要があると考えています。

もちろん、お金の出し入れや預金・証券の購入以外で金融機関を利用するのはご法度だと考えています。(手持ち資金の範囲内で、利息の発生しない借入は使っていますが) 

 

年齢を重ねるに従って、間違いなく体力(筋力・心肺能力・俊敏性等の総合的な身体能力)は低下して行きます。

疲労を感じることが多くなって、お医者さんや薬のお世話になることも多くなります。

若い頃のよりも、体力気力のエネルギーが減少しているので、少なくなっている体力気力エネルギーの使い方(配分の仕方)には相当慎重になっています。

 

社会活動に参加することに多くのエネルギーを使う、趣味にエネルギーを重点的に配分する、旅行にある程度のエネルギーを費やす、運動に多くのエネルギーを使用するというように、体力気力のエネルギー配分を慎重に割り振る必要があるようです。

若い頃のようなタフさは、もう、何処にも存在していないわけですから。

 

70代前半イコール団塊の世代ですが、日本人の人口構成の中で、今なお大きな集団を形成しています。団塊の世代に続く世代も、相当な大集団です。

団塊の世代とそれに続く世代ですが、日本の経済成長を身をもって体験して来た世代で、長年従事して来た仕事からのリタイア(最初のリタイア)も経験しています。

育児と介護、社会生活における約束事、社会的な結びつき、年功序列の社会を経験していて、時代の流れでそれらが機能的に変化して行くことも知っています。

 

小生は70歳ですが、年金だけでは食べて行けないので仕事を続けています。小生の周りの同世代や少し上の団塊世代の人たちには、アルバイト的に働いている人も数多くいます。

日本人の3人に1人は65歳以上の高齢者ですから、そして、健康で元気なわけですから、遅かれ早かれ、ほとんどの高齢者は、自分の自由時間を使いこなすために報酬(or収入)を必要とするようになるだろうと推測しています。

学生時代にアルバイトで小遣い稼ぎをしたように・・・です。

 

団塊の世代とそれに続く小生たちの世代ですが、もしかしたら、最初のリタイアによって新しいキャリアに挑戦する機会を得ることができる最初の世代なのかもしれません。

年齢を重ねることに伴う身体的変化の調整は困難を伴います。色々な身体の痛みを経験するようになるわけですが、それは、高齢者の高齢者たる証明だと考えています。

 

お医者さんのお世話になるのには、時間と労力と体力が必要です。ですから、あまり体調の変化に神経質になるのもと考えるのですが、やはり気に成るのでお医者さんのお世話になることが多くなります。

というように、色々と老後の生活について考えたいるわけですが、結局、高齢者に一番必要なのは、老化を肯定的に考え続けることだと考え始めている今日この頃です。

 

ちなみに、年金だけでは食べて行けない小生は、還暦過ぎの妻と2人だけで零細パパママ店規模の小さな自家焙煎コーヒー豆小売商売を営んでいます。

高齢の男女2人だけで細々と営んでいる商売ですが、アマゾンマーケットプレイスに出品かしています。応援して頂ければ幸いです。