年金だけでは食べて行けない年老いた珈琲豆焙煎屋の残日録

来年の秋に70歳になります。それなりの人生経験を積んで来ています。主に、その人生経験を基にした記事を作成しています。

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1958年に東映が映画化した松本清張の「点と線」をアマゾンprime videoで観た、面白かった。

1億円作家松本清張の推理小説がブレイクする切っ掛けとなったのは、1957年(昭和32年)1月~12月にかけて、当時、日本交通公社(現在のJTB)が発行していた月刊旅行雑誌「旅」に連載された長編推理小説「点と線」だと言われています。 

月刊「旅」での連載が終了した翌年(1958年/昭和33年)の2月、カッパブックス、カッパノベルスの光文社から単行本が刊行されてベストセラーとなっています。

そして、その年の秋には東映が映画化しています。

点と線 (新潮文庫)

点と線 (新潮文庫)

  • 作者:清張, 松本
  • 発売日: 1971/05/25
  • メディア: ペーパーバック
 

 

カッパノベルズで刊行されていた長編推理小説「点と線」を購入して一気に読んだのは、昭和46年か昭和47年のことだったと記憶しています。何故か、60刷の半ばの数字だったのを覚えているので、当時、累計で100数十万部以上の販売冊数を記録するログセラー小説だったはずです。

 

初めて読んだ松本清張の推理小説が、「点と線」でした。その後、20代の半ばころまでに松本清張の長編推理小説を10作品以上購入して読んだのですが、社会人になってからはほとんど読んだ記憶がありません。

 

松本清張原作の推理小説を映像化したテレビドラマを何作品か観ていて、面白いと感じたドラマもあったのですが、大半は、小生の感覚がストーリーの進行するテンポとずれていたのか、面白いと感じた記憶がありません。

見続けるのが嫌になってしまって、途中でチャンネルを切り替えるかテレビを消してしまいます。ですから、松本清張原作とある映像作品には近づかないことにしていました。

 

なのに、何故、1958年(昭和33年)に東映が映画化した「点と線」をアマゾンプライムビデオで観たのかということです。

それは、出演者に南廣や高峰三枝子や山形勲という名前が出ていて、東映の作品だということに興味を持ったからです。

参考までにですが、上の画像の価格はアマゾンプライムビデオの購入価格です。小生は、レンタルを利用しました。

 

昭和30年代の東映は時代劇専門の映画会社で、昭和40年代の東映は、やくざ映画専門でオールナイト上映で稼いでいた映画会社というイメージがありました。

文芸作品の映画化は東宝か松竹というイメージが、小生の中で出来上がっていたので、東映製作の「点と線」に興味を持ったわけです。

 

で、1958年に東映で映画化された松本清張原作の「点と線」を見ての感想です。

60年前の映画ですが、何故か、近年に制作された映画ような感覚で見ることができました。ストーリー展開のテンポが軽快で、いつの間にか、映画の中に引き込まれていました。

映画の作り方が、小生たちの世代の感覚と合致しているのだと思うのですが、何はともあれ、面白い映画でした。