只今(2019年11月)68歳、和歌山城近くの産婦人科病院で生まれてから68歳の今日まで、和歌山城の近くで暮らしてきました。
物心つく頃までは、和歌山城近くの東側の街で育ったということですが、物心ついて幼稚園に通い始めた頃は、今も住み続けている雑賀屋町の現住所地に移り住んでいました。それから60数年間、和歌山市の雑賀屋町が我が街となっています。
- 和歌山城周辺のビジネス施設
- 和歌山城周辺の文化・医療施設と買い物環境
- 雑賀屋町界隈、高齢者の街から若い人たちの街へ
- 雑賀屋町界隈に若いファミリーがやって来た
- 雑賀屋町界隈に学生たちもやって来る
- 雑賀屋町界隈のこれから
和歌山城周辺のビジネス施設
和歌山市の和歌山城は、全国的に名前が知られているお城です。
天守閣を含めて、お城の建物は、1945年(昭和20年)7月の大空襲ですべて焼失してしまったのを、1958年(昭和33年)、鉄筋コンクリート造りのお城として再建したものです。
和歌山市は、この和歌山城を中心として拡がっている町です。
和歌山城周辺は、和歌山市役所や和歌山県庁の庁舎をはじめ、裁判所や検察庁、法務局や国土交通省の地方事務所が立地しています。
関西電力やNTT西日本の和歌山支社、和歌山中央郵便局、大手金融機関の和歌山支店なども立地していて、和歌山県の県庁所在地・和歌山市の中心市街地です。
和歌山城周辺の文化・医療施設と買い物環境
県立博物館や県立美術館、県民文化会館などの文化施設や、和歌山日赤医療センターや和歌山済生会病院などの医療施設も充実しています。
和歌山のお城から自転車で30分以内の地域には、県立図書館、市民図書館、市民会館や、只今再開発中の南海電鉄和歌山市駅、JR西日本の和歌山駅、和歌山市で唯一の百貨店である近鉄百貨店が立地しています。
オークワ屋形店、マツゲン日赤前店、ヒラマツ広瀬店、ゴトウ県庁前店、エバグリーン広瀬店は、自転車を使えば、和歌山城から10数分以内で買い物に行ける食品スーパーです。ホームセンターコーナンも、和歌山城から自転車で10分くらいです。
でも、郊外型の大規模ショッピングセンターや家電量販店やユニクロなどの郊外型専門店に自転車で行くのは一苦労です。
雑賀屋町界隈、高齢者の街から若い人たちの街へ
2000年代の中頃、年老いた珈琲豆焙煎屋が暮らしている和歌山市の雑賀屋町界隈は、空き家の目立つ高齢者の街でした。
50代の中頃の年齢で街の若手の部類に入っていて、子供たちの姿を見るのは稀な街だったわけですから。
それから10年が経過した2010年代の中頃には、土曜日・日曜日ともなると若いファミリーが散策していて、平日は幼稚園の送迎バスが何台も走っていて、高齢者よりも20代後半から30代後半くらいの若い人たちと、その子供たちの姿が目立つ街になっていました。60代半ばの年老いた珈琲豆焙煎屋は、この街の年長者の一人になっていたわけです。
雑賀屋町界隈に若いファミリーがやって来た
平成から令和に年号が変わっても、若いファミリー層の流入が続いています。
高齢になって高齢者施設に移住すると、その住居には、その高齢者の子供ではなくて、孫夫婦が家を建て替えて入居しています。
15階建ての高層マンションにも、30代を中心とした若いファミリーが移り住んで来ています。
和歌山城周辺、特に雑賀屋町界隈は、若いファミリーの人たちには住みよい街に見えるのかもしれません。しかし、このまま若いファミリーの人たちが増え続けると、近い将来、駐車場が不足するかもしれません。
雑賀屋町界隈に学生たちもやって来る
2018年4月、東京医療保健大学が和歌山市に4年制の看護学部を開校しました。
2017年4月に、本町小学校、城北小学校、雄湊小学校の3つの小学校と伏虎中学校が小学校と中学校の一貫校に統合、その校舎が城北小学校跡地に建設されました。
そして、雄湊小学校の跡地に東京医療保健大学和歌山看護学部がやって来ました。
雄湊小学校は、その昔(昭和30年代)、年老いた珈琲豆焙煎屋が6年間通学した小学校で、軒先商売を営む年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦の店のすぐ近くに位置していて、小学生の頃、始業のチャイムを聞いてから家を飛び出すことも度々ありました。
年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦の営む店の近くには、若い人たちが通学している美容学校も2校立地しています。
それに加えて、伏虎中学校の跡地では、和歌山県立医科大学薬学部の校舎建設が始まっています。
雑賀屋町界隈のこれから
今後、和歌山市の雑賀屋町界隈は、10代後半から40代前半の若い人たち中心の活気ある街になって行くのだと思います。
過去20数年間に渡って下落を続けていた雑賀屋町界隈の地価ですが、最近は完全に下げ止まっていて、少しだけ上昇傾向を示しているという話を聞いたりもします。
雑賀屋町界隈ですが、ある程度の年齢の住民には、大変住みやすくて便利なのですが、働き盛りの若い人たちには少し不便な場所かもしれないと思っていました。
しかし、2010年代に入ってからは、和歌山城周辺に住居を構える若い人が増えているようです。
20代後半から40代前半で子供連れの若いファミリーが、毎年・毎年、増えているのを体感できるわけですから。
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