年金だけでは食べて行けない年老いた珈琲豆焙煎屋の残日録

来年の秋に70歳になります。それなりの人生経験を積んで来ています。主に、その人生経験を基にした記事を作成しています。

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コーヒーもう一杯/One More Cup Of Coffee

出発(旅立ち)の時に一番似合っている飲み物、それはコーヒーなのかもしれません。

ニューヨークに出て来て、グリニッジ・ヴィレッジ周辺のフォーク・ソングを聴かせるクラブやコーヒーハウスなどで弾き語りをしていたボブデュランが、喫茶店でコーヒーを飲んでいた時に閃いて書き留めた詩にギターで即座に曲をつけて、その日の夜コーヒーハウス「フォークシティー」で披露したのが『風に吹かれて』で、その後、ピーター・ポール&マリーがカバーして世界的に大ヒット、ボブデュランが一躍有名になったという話は知られています。

 

そのボブデュランが作詞作曲した曲に、「旅立つ前にコーヒーをもう一杯・・・」と語りかける『コーヒーもう一杯/One More Cup Of Coffee』という曲があります。

旅に出る前の旅人には、やはり、コーヒーが似合っているのだと思います。朝起きて、仕事に行くのも出発(たびだち)ですから、やはり、コーヒーが似合っているのだと思います。

ボブデュランのデビュー当時の作品『コーヒーもう一杯/One More Cup Of Coffee』は、コーヒーの仕事に携わる人たちの間ではよく知られていて、臼井隆一郎さんのロングセラー新書「コーヒーが廻り世界が廻るー近代市民社会の黒い血液(中公新書)」にも登場しています。 

コーヒーが廻り世界史が廻る―近代市民社会の黒い血液 (中公新書)

コーヒーが廻り世界史が廻る―近代市民社会の黒い血液 (中公新書)

 

 

ボブデュラン作詞作曲の「風に吹かれて」ですが、1970年前後から大流行する日本のフォークソングにも大きな影響を与えていると言われています。

エカワ珈琲店の店主は、1969年、高校3年生の秋の文化祭で、クラス全員で「風に吹かれて」を合唱したのを覚えています。

その頃、五木寛之さんの初エッセイ集「風に吹かれて」も愛読していました。 

五木寛之自選文庫〈エッセイシリーズ〉 風に吹かれて (角川文庫)

五木寛之自選文庫〈エッセイシリーズ〉 風に吹かれて (角川文庫)

 
新・風に吹かれて

新・風に吹かれて

 

直木賞を受賞した年の4月から、週刊読売に連載された五木寛之のファーストエッセイ集です。エカワ珈琲店の店主は、「風に吹かれて」という言葉で、ボブデュランと五木寛之が頭に浮かんでくる世代に属しています。

 

ちなみに、「コーヒーもう一杯/One More Cup Of Coffee」は、1976年に発表された歌なのだそうですが、ボブデュランがノーベル文学賞を受賞する2016年まで、その存在を忘れていました。

ボブデュランがノーベル文学賞を受賞して、久しぶりにボブデュランという名前を思い出して、たまたま「ボブデュラン」を検索していて「コーヒーもう一杯/One More Cup Of Coffee」の存在を思い出しました。

(参考)「一杯のコーヒー」が描く、旅立つ男の心象風景。 | 全日本コーヒー協会

 

欲望

欲望

 

「コーヒーもう一杯/One More Cup Of Coffee」が収録されているアルバム『欲望』は、1976年に発売されたデュラン最大のベストセラーだとされています。