お酒を少しでも飲めば、すぐに顔が真っ赤になって、翌日は二日酔いになってしまいます。50歳になる3年くらい前に、1日60本くらい吸っていたタバコを、ピタリとやめました。
私(エカワ珈琲店の店主)は、お酒は飲まない、タバコも吸わないという、今年の秋には67歳になる初期高齢者です。
年金だけでは食べて行けない独立自営の個人事業主ですから、健康には、ものすごく気を使っているつもりです。
4年くらい前までは、毎日のようにフィットネスクラブ通いをしていたのですが、去年(2017年)の秋までは、1週間に2度か3度、和歌山城の周りを1周から2周するのがやっとでした。
それでは運動不足だと言うことで、自宅から徒歩で20分くらい、自転車や自動車なら10分くらいの場所にフィットネスクラブが開業したので、そのフィットネスクラブの会員になって再びフィットネス通いを始めています。
家族は夫婦2人だけですから、以前同様、お風呂を兼ねて夫婦でフィットネス通いをしています。
数年前、毎日のようにフィットネスクラブ通いをしていた頃、帰りはいつもフィットネスクラブのロビーで待ち合わせをしていました。
大体いつも、男の私が待たされます。ロビーには、数種類の新聞が用意されています。
若い頃なら、その用意されている新聞を読みながら待ち人を待つのだと思うのですが、目の前に新聞が用意されていても、新聞を手にする気持ちにならなかったのを覚えています。
何故なら、新聞の定期購読を取りやめて何年かが経過していて、新聞を読む習慣が無くなっていたからです。当時、ニュースはインターネットから仕入れていました。
新聞の購入を中止して約10ヶ月くらいで、新聞が無くても不自由しないだけでなくて、新聞を読みたいと思わなくなっていました。
40年間以上も続けてきた習慣であっても、1年近くその習慣から遠ざかれば、別に習慣でも何でも無くなってしまうのだと思います。
タバコを吸うという習慣を絶つ時も、1ヶ月禁煙すれば、どうしても喫煙したいという気持ちが薄らいで、1年も禁煙すれば、喫煙したいという気持ちが全く無くなっています。私が、そうでした。
考えてみれば、新聞を読むということも、タバコを吸うということも、自然に身に付けた習慣ではなくて、相当な苦痛を感じながら、読むという行為や喫煙するという行為を繰り返すことで習慣化したものだったわけです。
だから、1年間、その習慣から遠ざかると、習慣では無くなってしまうのだろうと考えたりしています。