古希3ブログ

エカワ珈琲店とその周辺の出来事、エカワ珈琲店オーナーの思い付き、などなどの記事をエントリーしています。

ドラマ「ひよっこ」の時代

昭和39年、東京でオリンピックが開催された年、このブログの管理人は13歳で中学1年生でした。

2017年4月~2017年9月の6か月間、NHKで毎日15分間放映された連続テレビドラマ「ひよっこ」の主人公が、地元の高校を卒業して茨城県の田舎町から集団就職で東京にやって来たのが、東京オリンピックが開催された翌年の昭和40年春です。

 

ドラマの最終回は、それから5年後の昭和43年です。その間の主人公とその仲間たちの成長を描いた青春ドラマが「ひよっこ」です。

連続テレビ小説「ひよっこ」 オリジナル・サウンドトラック

連続テレビ小説「ひよっこ」 オリジナル・サウンドトラック

 

 

ドラマの時代設定が、ブログ管理人の青春と呼ばれる10代半ばの時期と重なっていて、あの時代の雰囲気が描がかれていて、登場人物たちは皆、楽しさを追求しているのではなくて、幸せを追い求めているように感じられます。

ドラマの登場人物たちは優しくて親切な人たちばかりで、仲間を切り捨てず、弱いながらも精一杯頑張って、皆で豊かになろうとしています。

 

昭和30年代、昭和40年代の前半は、もしかしたら、何となくそのような雰囲気が漂っていた時代だったのかもしれません。

相当に昔のことなので、嫌な思い出はどこかに隠れてしまっていて、懐かしい思い出だけが蘇って来るのかもしれません。

 

テレビが普及して、大衆娯楽の中心が映画からテレビに移行して、昭和40年代に入ると、テレビ番組が消費者に憧れの生活を提案する時代になっていました。

テレビ番組に触発されて、もう少し頑張れば楽しさや幸せが手に入ると期待できて、自分たちの周囲で小さな成功を手にする人が居た時代でした。

そして、誰もが頑張った結果として、中産階級と呼ばれる巨大な消費者層が誕生したのだと思っています。

 

1960年代、1970年代のテレビジョンですが、魔法の玉手箱だったのかもしれません。テレビ番組は、誰もが皆で頑張った結果として訪れるだろう「ちょっとだけ未来」のライフスタイル(or消費スタイル)への道しるべを提供していたのだと思います。

「ひよっこ」の時代ですが、マスメディアと大量生産・大量消費の花開いた時代だったのかもしれません。

 

ちなみに、この頃(中学時代、高校時代)、エカワ珈琲店の前身「純喫茶コロナ」がまあまあ繁盛していたので、ブログ管理人(エカワ珈琲店の店主)は、それなりに裕福な青春を過ごしていました。

ekawa.hatenadiary.jp

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