1960年代、「青春とは何だ」ということで、青春の生き方的な本がベストセラーになったりしていました。
21世紀に突入しても、自己啓発の本が、特に若い女性の間で人気があると、何かで読んだか見たか聞いた記憶があります。
だけど、人間、自己啓発をして、切磋琢磨して知恵を磨いて、努力を積み重ねたとしても、必然的に「成功」が訪れるなんてことは有り得ません。
自己啓発をして、切磋琢磨して知恵を磨いて、努力を積み重ねて、それにプラスして「偶然」的なものが付加されなければ、「成功」がやって来ることなど無いみたいです。
60数年も人間をしているのですから、それくらいの事は感覚としてわかります。
ただ単に、何も努力しないで、何も自己啓発などすることもなく、何も切磋琢磨して知恵を磨くことなく生きて来たわけでなくて、それなりに努力をして、知恵を磨いて、自己啓発もしたのですが、60歳を通過して数年が経過しても、未だ、それなりの「成功」を収めることができないわけですから。
だけど、自己啓発をして、努力をして、切磋琢磨して知恵を磨いておかなければ、成功を収めるための「偶然」がやって来てくれないはずです。
ということで、「成功」とは、必ず成功するとは限らないけれども、成功することもあるという類のモノなのだろうと考えたりするわけです。
何はともあれ、60数年も生きて来たわけですから、、大それた成功ではなくて、ほんの小さな成功なら、そろそろやって来てくれても良いだろうと考えたりしている今日この頃です。