『昭和元禄TOKYO196X年』(東宝配給、1968年東京映画配給)いうモノクロ映画を、有線テレビで最近(2017年7月)観ました。
1968年と言えば、このブログの管理人は高校2年生で、毎夜毎夜、ラジオの深夜放送に熱中していた頃で、この映画については記憶に残っていません。
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高校2年生でしたから、当時の若者たちの時代雰囲気は覚えているのですが、この映画の持つ時代雰囲気と管理人の記憶している時代雰囲気に少しズレがあるようで、あの時代を懐かしむという気持ちが沸いてきません。
脚本家の倉本聡さんや恩地日出夫監督は、当時の若者たちの最も先端的な部分を、この映画で観念的に描いているのかもしれません。
NHKの朝の連続ドラマ「ひよっこ」が面白いので、毎日、欠かさずに観ています。どこが面白いかというと、主人公よりは5歳年下ですが、管理人の青春時代と重なっているからです。
「ひよっこ」の時代設定も昭和元禄と呼ばれる時代ですが、こちらの方は、管理人が記憶している当時の若者たちの時代雰囲気を表現していて、観ていて懐かしさが込み上げてきます。
『昭和元禄TOKYO196X年』は、昭和元禄真っ只中で制作公開された映画で、『ひよっこ』は、昭和元禄から約半世紀を経過して制作されているテレビドラマです。
そして、管理人も、約50年間で様々な体験を積み重ねて来ているわけですから、上記のように感じるのかもしれません。