エカワ珈琲店の出来事

年老いた珈琲豆焙煎屋の日常と仕事の出来事、それと備忘録・雑記帳。

歳ですから、夏は、真空パック包装のコーヒー生豆を中心に仕入れしています

最近(2017年梅雨~夏)のエカワ珈琲店ですが、兼松がコーヒー豆自家焙煎店向けに開発した、5㎏のコーヒー生豆を真空パック包装して、それを4袋(合計20㎏)箱詰めにした「20㎏プレミアムバキュームBOX」を中心にコーヒー生豆を購入しています。

 

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60kg~70kgのコーヒー生豆を詰めた麻袋で購入するよりも割高になるのですが、詰め替え作業や麻袋の移動作業の大変さを考えると、「20㎏プレミアムバキュームBOX」は重宝な代物です。

北米大陸のサードウェーブコーヒー系の珈琲屋さんの間では、コーヒー生豆を真空パック包装して保存するのが当たり前になっているという話も聞きます。

 

60kg~70kgのコーヒー生豆が詰まっている麻袋は、エカワ珈琲店の店主とトラックの運転手さんの2人がかりで運んでいたのですが、「20㎏プレミアムバキュームBOX」だと1人でも運べます。

ですから、運送会社のトラックの到着を待っている必要がありません。運転手さんも、軽くなったと喜んでくれています。

 

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今年(2017年)の秋で66歳という自分の年齢と体力を考えると、「20㎏プレミアムバキュームBOX」でコーヒー生豆を購入するのは理に適っているのだと思いますが、価格の安い一般的なコーヒー生豆は、「20㎏プレミアムバキュームBOX」では販売されないみたいですから、今後、エカワ珈琲店で小売販売する焙煎コーヒー豆やコーヒー生豆を値上げさせて頂くことになるかもしれません。

 

年齢を重ねて行くわけですから、今後、自家焙煎コーヒー豆小売ビジネスを続けて行くについて、取り扱う商品(焙煎コーヒー豆やコーヒー生豆)の絞り込みと値上げは避けて通れない道だと考えています。

でも、商品を絞り込んだり値段を上げたりすれば、お客さんと売上は減少するだろうと考えているエカワ珈琲店の今日この頃です。