エカワ珈琲店の店主は、去年の秋に65歳を迎え、それまでの2倍の介護保険料を納める高齢者の仲間入りをしています。
脱サラ前の職場(39歳で脱サラしました)なら、一度定年を迎えて再雇用・再就職で働く期間も終了して、再々就職で働いているか、あるいは、年金だけの生活をしているはずです。
だけど、悠々自適の生活を送れるほどの貯えもなくて、65歳から満額受給となった公的年金だけでは食べて行けないと言うことで、年齢に関係なく、働き続けなければなりません。
65歳の声を聴いてからは、体力の低下を肌で感じるようになっていて、数年前のように頑張って働くことができません。
しかし、エカワ珈琲店は零細生業パパママ経営の気楽な自営業者(自己雇用者)で、コーヒー豆自家焙煎ビジネスで30年近くの経験があるわけですから、少々体力が低下しても、食べて行くくらいは稼ぎ続ける自信があります。
人間、働けるうちは働いている方が、絶対に健康に良いわけです。
それに、長寿高齢化社会の日本ですから、健康で働く能力を持っている人間が、高齢者の仲間入りをしたからと言って引退していたのでは、お金を稼ぐ人が少なくなりすぎて日本社会が衰退する原因にもなり兼ねません。
ということで、年齢に関係なく、働けるうちは働き続けて、お金を稼げるうちはお金を稼ぎ続けようと考えているエカワ珈琲店の店主の今日この頃です。
だけど、やはり年齢が年齢ですから、もう経済的な失敗はしたくありません。
今までの経験から、自分に事業を営む能力が不足しているのは、身にしみて自覚できています。
そのようなわけで、零細生業の自営業者の分をわきまえて、お金儲けができるうちはお金儲けに精を出して行きたいと考えています。
65年を超える人生経験にプラスアルファーして30年近くの商人経験もあるわけで、それに好奇心もそこそこ持っているということで、ものすごいお金儲けができなくても、そこそこに楽しく暮らせるだけのお金なら、それほど必死に働かなくても稼ぎ続ける自信があります。
それが年齢を重ねた人間の取柄なのだと、エカワ珈琲店の店主は考えています。