和歌山市内には、大きな鉄道駅が2つあります。
1つは、JR西日本の和歌山駅で、もう1つは、南海電鉄の和歌山市駅です。
エカワ珈琲店の記憶に間違いがなければ、1960年代から1980年代までは、南海電鉄の和歌山市駅の方が賑わっていたような気がします。それが、1990年代に入ると、JR西日本の和歌山駅の方が賑やかになりました。
昔の和歌山市駅周辺の繁盛ぶりを知っている者には、現在の寂れ方は、何かキツネにつつまれたような感じがします。
今日(2007年1月9日)は、宵恵比寿です。
南海和歌山市駅の近くにも、JR和歌山駅の近くにも、『エビスさん』があります。
1980年の末頃までは、確実に、南海和歌山市駅の近くの『エビスさん』の方が賑わっていました。しかし、現在では、昔ほどの賑わいがありません。
エカワ珈琲店の前の道を、北に500mくらい歩くと、南海和歌山市駅の近くの『エビスさん』に行けます
昔(20世紀の頃)は、1月の9日・10日といえば、エカワ珈琲店の前の道は、いつもよりも人の通りが多くなったものです。
南海和歌山市駅近くの『エビスさん』の賑わいが少なくなるのに比例して、JR和歌山駅の近くの『エビスさん』が賑わうようになっています。
時代が変わって、人の流れも変わってしまったみたいです。
街というものは、『常に変化している』ということを、55歳にもなると実感することができます。