昭和老人の戯言
今(2021年7月)から大体8年前、2013年10月17日(木曜日)だったと思います。それまで、大体17年6か月間愛用して来たマイカー(スズキのワゴンR) を廃車しました。 1年間くらい、マイカーを持たない生活を体験してみようと考えての試みでした。…
「人生を楽しむのに最高の年齢は?」と尋ねられたら、「それは現在の年齢ですよ」と答えられる生き方をして行きたいと、公的年金の受給が始まった頃から考えるようになっています。
「努力しないで出世する方法」の映画でも、主人公は出世するためのハウツー本を参考にして、出世するための努力をしていました。 物語の世界でなら、オーディションを受けなくても、俳優養成所に通わなくても、偶然の出会いがあれば簡単に俳優になることがで…
1970年前後、まだ10代だった頃の出来事から21世紀の現在(2020年)の出来事に至るまで、小生(年老いた珈琲豆焙煎屋)の周辺でおこった出来事なら、鮮明にというわけでは無いのですが、大雑把になら、ほぼ記憶に残っています。 若い頃、「こんな事、…
30年以上も前の昭和の時代から、公的年金制度が破たんするという空想物語が、何年間かの周期で、度々登場して来ます。 公的年金制度には、厚生年金制度と国民年金制度がありますが、どちらの公的年金制度も破綻していません。 国民年金の収入だけで食べて…
平成と元号が変わった頃の日本ですが、60歳代の半ばともなると、ごく一部の人をのぞいて、働いてお金を稼ぐという社会活動から疎外されてしまって、仕事を得て働くことができたとしても僅かな収入を得ることができるだけでした。
山本太郎さんが今年(2019年)の4がに立ち上げた政治団体「れいわ新選組」から、7月の参議院選挙に立候補する予定の、コンビニ加盟店ユニオン元執行副委員長・三井義文さんの記者会見をユーチューブで見ました。 コンビニオーナーになってはいけない コ…
NHK「しのびよる老後破綻」より引用 NHKスペシャル、老人漂流「団塊世代、しのび寄る老後破産」を、NHKオンデマンドで観たのは2016年4月22日のことでした。 エカワ珈琲店の店主は昭和26年生まれですから、団塊世代の尻尾の部分に位置しています。で…
50歳を超えてから10数年以上経過していますが、親睦会や懇親会などの「酒席」に出席したことは、その間ほぼ皆無です。 もともとお酒が好きではなかったのですが、20年くらい前(50歳の手前くらい)までは、招待されれば断らずに出席していました。(お…
小生、零細生業パパママ規模の商売を夫婦2人だけで営んでいる67歳の自営業者(高齢者フリーランス)です。 国民年金にプラスして厚生年金(当時は共済年金)に加入していた期間もあるので、公的年金の手取りが約90万円あります。でも、年金だけでは食べて行…
企業や役所で10数年も勤めていると、自営業者(フリーランス)が魅力的に見えることが多々あります。 ある人には、現状から逃避するための理想の職場だったり、また、ある人には、自分の人生を変えてくれる新しい仕事に見えたりするわけです。 ちなみに、4…
毎月、夫婦で手取り年金収入が20万円あれば、都会と田舎の中間的な性格を持っている中核都市でなら、余裕を持って暮らせるということになっています。 公租公課を引かれての手取り年金収入20万円なら、1日7000円弱消費できるので、ある程度の貯えが…
60歳~65歳の間に定年を迎えてリタイア、その後は、公的年金と貯金で暮らして行くという伝統的なライフサイクルは、過去の遺物になりつつあるような気がします。 高齢化社会とは、高齢者になっても働き続けられる社会、あるいは、高齢者になっても働き続…
今年の秋、67歳になります。67歳になっても働き続けている理由ですが、小生の場合は簡単明瞭です。公的年金だけでは食べて行けず、貯えも無いからです。 幸い、零細生業パパママ経営の自家焙煎コーヒー豆小売専門店を営んでいる自己雇用者(フリーランスo…
67歳の私は、歯医者さん通いと縁が切れません。1970年代、私が20代だった頃、人生80何年という時代がやって来るとは考えられなかったので、虫歯を放置していた報いなのかもしれません。 老化は、高齢者に様々な身体的な劣化をもたらします。しかし…
ニューヨークも東京も、世界屈指の観光都市なのだと思います。観光都市東京には、日本中から、世界各地から、数多くの旅行者がやって来ます。 東京にやって来る旅行者たちは、自然の景観やアウトドアスポーツを楽しむのを目的にやって来るわけではありません…
3人に1人は65歳以上という社会が、現在の日本社会です。日本の社会は高齢化社会に突入しているわけですが、日本の商売はというと、25年くらい前から、それほど変化していません。 例えば、87歳の一人暮らしの女性、25年前なら元気ハツラツで、徒歩…
10代の頃は、月日の経つのを、ものすごく遅く感じていました。20代の頃も、10代の頃の続きで、月日の経過をそれほど早く感じた記憶はありません。 30代に入ると、少しだけ早く感じるようになって来て、40代になると、月日が経つのが、もっともっと…
2005年9月のこと、我が家(エカワ珈琲店)の超貧乏生活も、少しだけ改善されてきた時期のことです。 2人とも再婚なのですが、結婚してからの10年間、不運も重なって、あまりお金に恵まれない生活を送っていました。この年、結婚後初めて、ささやかです…
まじめに一生懸命に働いているとしても、上手く物事が運ぶとは限りません。とくに、商売を営んでいると、「真面目に一生懸命に」だけでは、儲けることも繁盛することも難しいだけでなくて、現状維持することも困難な時代、それが現代だと思うわけです。
人は誰でも、苦しみを持っています。 「お金が無いので、欲しいものを買うことができない」、「ショートパンツだと、お尻が太っているように見える」、「こんなに良心的な商売をしているのに、売上が芳しくない」、「仕事がハード過ぎて・・・」というような…
エカワ珈琲店の店主は、65年間と半年近くの人生を歩んで来ています。40代の始めころ、『自分らしく』生きてきただろうかと考え続けていた時期があります。
10代の後半から20代の前半、今から思えば、これが青春時代だったのだと思います。小生には、45年くらい前のことです。 おそらく、青春時代とは、これからの人生を構築するための素晴らしい時間なのだと思います。 エカワ珈琲店のマスターは、その青春…
お酒を少しでも飲めば、すぐに顔が真っ赤になって、翌日は二日酔いになってしまいます。50歳になる3年くらい前に、1日60本くらい吸っていたタバコを、ピタリとやめました。
1960年代、「青春とは何だ」ということで、青春の生き方的な本がベストセラーになったりしていました。 21世紀に突入しても、自己啓発の本が、特に若い女性の間で人気があると、何かで読んだか見たか聞いた記憶があります。
「石の上にも3年」という諺、3年間コツコツと同じような努力を繰り返していると、何れその物事を成すことができるという意味ではなくて、3年ダメだったらあきらめるという意味だと解釈しています。 ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日…
人間、年齢を重ね50歳を超えると、体型も顔の形も崩れてきます。60歳も半ばを越えると、それが増幅されて行きます。 そうすると、初対面の人に威圧感や嫌悪感を与えることもあると思います。 若いときなら、少しくらい傲慢な態度であっても、よほどのこ…
過去63年間の自分の人生を振り返ってみて、自分の思うように事が進んだことなど、ほとんど記憶にありません。 思うように物事が進まないことの連続が、私(エカワ珈琲店の店主)の現在までの人生でした。 孤独のすすめ - 人生後半の生き方 (中公新書ラクレ) …